京都2日目
今日は、朝8時半にホテルを出て「太秦映画村」へ。
ところが映画村通りでバスを降りた直後からポツポツと雨!
雨のお江戸見学となってしまいました。
しかし、室内の30年代なお店によって徐々にテンションが上がり、江戸の町並みの奥に新撰組の屯所を見つけたら、もう、「女一人で太秦映画村って!」という自分突っ込みもふっとび、帽子だけかぶって傘も差さずに撮った写真は約50枚。とってとってとりまくりました!(>∇<)9
いやー。いいっッス太秦映画村!友達は「案外狭いし、それほどでも…」とか行ってましたけど、江戸時代好きにはたまりません!!十分すぎるほどです!!っていうか、会津藩邸のとなりに新撰組屯所とおもいきや、門をくぐると大岡白洲のあのふすま。他にもちゃんとお風呂とかトイレとか、なかなか見れないものがありますし、家族で来てたおばさんはしきりと「ああ!!ここ!!この池時代劇でよく落ちてる!!」とか「ああ!ここよ、ここ凄い使われてる~!」と大興奮してたので、時代劇FAN にもたまらないみたいです。何気に銭形平次の家とか、池田屋とか寺田屋とかあるし、色町もちゃんとあるんですよ。
なにより、各お店や家の中も結構入れるんです!それが凄くときめき!!(●>∇<●)
それにときおり着物の女性や、町人風の人があるいてるし、今日は池田屋の前に新撰組隊士のおにいさんが!!目が合ったので、すかさず写真撮らせていただいちゃいました。その後もおにいさんは修学旅行生につかまったりと大人気でしたよ~。爽やかな方でしたし★
ただ、ところどころに微妙な顔出しパネルがあると一気にテンション下がりますね…。楽しい人もいるんでしょうからいいんですけど…。
そういや今日は、つるっと頭そったお兄さんに「おねぇちゃん、これからどこ行くの」という、漫画でしか見ない声をかけられました。(笑)しかしお寺に行くんで失礼します~と立ち去った後、黙って自転車で後ろついてこられてちょっと引きました。一回通り過ぎたのに、戻ってきて、私が写真取ってる間近くで止まって待ってるんですよ。なんか勧誘しようとしてたのかな…。無視して写真取り巻くってたら去っていきましたが(笑)
そんなわけで今日は映画村→妙心寺(たくさんありすぎて覚えてない)→二条城(外からチラ見)→京都駅(手塚治虫ワールド)→壬生寺→八木邸→帰宅。でございます。
妙心寺。すっごい私好みのお寺でした。っていうか、いっぱいありすぎ!どれも素敵!お寺が並びまくってて、白い塀が続いてて、しかもちらりと見える中庭がまた素敵でときめき!!
退蔵院さんのお庭もよかったです。藤棚の季節なら最高だったろうなぁ…。他のお寺もやっぱ庭が素敵★岩・苔・木・池・そして塀。その微妙な配置。ちなみに私は広い庭も好きですが、中庭の狭いスペースに絶妙に配置されているのが一番好きです。その1,2畳のスペースに凝縮されてるんですよ、何かが!
ああ、ビバ!日本庭園!枯山水も好きだけど、水をふんだんに使った庭も好き。
あと、狩野派の屏風がたくさんあるところも良かったです。竜図がすきかな…。雲の合間から竜が顔を出した絵なんですが、やり直しの聞かない水墨画でこれをかいたのか、と。それに筆の流れの感じがすき…。ひげとか、雲とか。他の絵も色鮮やかできれいでした。晴れてればお庭も見られたらしいのでくやしい!他のお寺でも雨のせいで雨戸がしまってたり、中庭に出られらなかったりがあって残念(泣)
京都駅手塚治虫ワールド。うちの母がアトム大好きなので、雨も降ってることだし行ってみたんですが…期待以上にアトムグッツがありました!
まぁあったといっても、私好みのアトムかどうかは別なのですが(古い絵のアトムと、CGくさいアトムはアウト)、ピンバッチが私の好きなアトムで、あとはネットで見たときに母が「これがかわいい、無性に可愛い」といっていたキーホルダーも発見★母のお土産にこまごま買ってきました。
…11000円分も。
レジで愕然としましたよ。結構いくかなーとは思ってたんですけど…万行きましたか。京都まで来て、母のために1万円分アトムグッツ購入。その悲しいお知らせを4,5人にメールすることで、もう悔いはありません。っていうか京都最終日に私の分もちょっと買おう。
八木邸。一万円分のアトムグッツをもって八木邸へ。そとからちょっと覗くつもりが、なんか最近は中を公開してるんですってね(情報遅すぎ)1000円払って中へ。説明はだいぶ進んでいましたが、写真とテレビでしか見たことがない八木さん宅の部屋!不思議な感動がありました。
ただ、説明の内容が観光客の方のための、新撰組結成時のながれや、会津藩お預かりになった話で、しかも丁寧だからちょっと長い。遅れて入ったので座った位置は出口近くで寒いし足もしびれるしで、「最初の局長が誰かわかる方いますか~?」の質問に「…10番隊までの隊長の名前と、死因言えます。最後の隊長の名前と顔も知ってます」と大人気ないことちらりと思いながら、帰ろうかどうか迷っていたら、そのあと八木さん宅でおこった芹沢さん暗殺のはなしに。通された部屋の、縁側の、西枕で芹沢さんが寝てた話になって、ああ、ここだもんなぁと実感。そして、望外に刀傷のある、隣の部屋も見せていただけるのですね!っていうか中庭がテレビ通りで感激。この庭が当時も日常の中にあったのかぁと妙な感動。写真は取れないそうですが、新撰組FANは1000円払う価値ありかもです。
ただ、新撰組にそれほど興味ない方には1000円は高すぎるかと。2部屋見て終わりですから。
ちなみに当時は八木邸はもっとずっと大きくて、現在お店になってるところに離れがあったり、道場があったり、庭ももっと広くて長屋門も長かったらしいです。さすが郷士。なんか提灯を入れる(??)棚も本当は3つまでしかつけちゃいけないのに、5つまで許可されて、しかも家紋入りで、その家紋は戦国時代の朝倉家といっしょの「ミツモッコウ」(?)だそうです。(部屋の内部を必死で凝視してて説明ちゃんとききそびれました)
壬生寺。八木邸のすぐよこ(昔はお隣だったかも??)
壬生寺も…稼いでますね…(笑)隊士のお墓参りが有料とは聞いていましたが、もう簡単な建物まで立っていて、地下の資料館(主に壬生寺の仏様と能面。新撰組というよりは南部家や壬生寺側の資料。)に入るのに200円。さらにお墓参りに100円。新撰組の歌を聴くのに100円。確かにFANががやがやきて迷惑も多かったと思うのでいいんですけど、…いいんですけど…お墓参りが有料って(笑)
それでもちゃっかり新撰組絵馬(表が「誠」の字とだんだら、裏に近藤さんの顔)かいました(笑)
ちなみに山崎さんの奥様のお墓は探しようもなく。残念。
前川邸と光縁寺は修学旅行時同様発見できず。明日時間があれば再チャレンジしますかね~。山南先生に一度くらいご挨拶に行きたいです。
今日はもう、とにかく雨がひどくなってギブでした。夜6時ころなんてすっごい雨でしたよ~。食べに行こうと思ったけどめんどくさくて、すぐ近くのコンビニで買ってあわてて帰ってきましたもん。
あしたも天気は悪そうですが、貴船さんいきたいとおもいますので、よろしくです!
晴明神社も行きたいんですけど…見つかりません。
金閣・銀閣のメジャーどころはスルーするのでよろしく!