今日の映画「キクとイサム」(1959)
偶然さっきテレビで見たんですが、良かったです。
戦後の会津の農村が舞台で、優しい祖母に育てられている黒人兵とのハーフの姉弟の話です。村の子どもからのいじめがあったり、優しい大人もいるけれど考え方の違いや古さから必ずしも子供達の為にはなっていなかったり、混血児だからと平気で家に来て勝手に写真を取る新聞記者(三国連太郎さん!)などに傷つけられながらも、なんとかたくましく生きてゆく姿が印象的でした。
なんといってもばーちゃんが素敵です。年老いて、力も学も金も無く、体も弱っているけれど、ちゃんと愛して、ちゃんと叱って、ちゃんと守って…その姿が本当最後は神々しいくらいで。だからこそキクの笑顔も輝いてくるというか。
随所に、どうしようもないこととか、切ないこととか、成長とか、残酷な現実とか、もどかしさとか色々あって、古い時代の映画では有るんですけど、全く古くない映画でした。
昔の映画でもこういうのがあるんだなぁ。
しかし、アメリカに引き取られたイサムはどうなったんだろう…。
偶然さっきテレビで見たんですが、良かったです。
戦後の会津の農村が舞台で、優しい祖母に育てられている黒人兵とのハーフの姉弟の話です。村の子どもからのいじめがあったり、優しい大人もいるけれど考え方の違いや古さから必ずしも子供達の為にはなっていなかったり、混血児だからと平気で家に来て勝手に写真を取る新聞記者(三国連太郎さん!)などに傷つけられながらも、なんとかたくましく生きてゆく姿が印象的でした。
なんといってもばーちゃんが素敵です。年老いて、力も学も金も無く、体も弱っているけれど、ちゃんと愛して、ちゃんと叱って、ちゃんと守って…その姿が本当最後は神々しいくらいで。だからこそキクの笑顔も輝いてくるというか。
随所に、どうしようもないこととか、切ないこととか、成長とか、残酷な現実とか、もどかしさとか色々あって、古い時代の映画では有るんですけど、全く古くない映画でした。
昔の映画でもこういうのがあるんだなぁ。
しかし、アメリカに引き取られたイサムはどうなったんだろう…。