マメモ

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純情きらり★

2006-06-05 | TV

NHK朝の連続ドラマ「純情きらり」

何週間か前の一挙放送からみだしたんですが、何気にはまっております★
テンポも良いし、出てくる人が面白いし、懐かしい雰囲気もでてるし。

昭和13年頃の話で、主人公の桜子はジャズに憧れ、音楽学校を目指して上京するも受験に失敗。家族の反対を押し切り、アルバイトで生活費を稼ぎながら芸術系の卵たちが集まっているマロニエ荘で暮らしています。
めげない頑張りやな桜子ちゃんも可愛いのですが、マロニエ荘の人たちや、ダンディーかつ自由で素敵なピアノの西園寺先生(ダンスを踊りだしたところはびっくりしましたよ)、桜子の実家の人たち等等本当周りの人たちがユニークで、素敵な人が沢山いるんです。

因みに一番のお気に入りは、画家のトウゴさん!(^∇^)
ドラマ「アンフェア」で、編集部の人役をやってた方だと思うんですが、あの無表情さ!あの訛りっぷり!着流し!変人だけど凄く優しくて、そして不器用さ!マイペースさ!!素敵~!!(>∇<)9
たずねてきた桜ちゃんのお姉さんにいきなり「あんたは良いデコボコだ」とか言ってるし(笑)
先週マロニエ荘から居なくなっちゃったので、ええーー!!とか思ってたら、今週桜ちゃんの実家に現れてるみたいですね~。良かった~(>∇<)

あとは西園寺先生も素敵。本当に芸術と、自由と、若い人の才能を愛する素敵な先生なのです。あ、秋山さんも先週は男っぷりが良かったです~。あとは桜子の友達の、雑誌社で働く小説家志望の女の子。あの子も可愛い。
そういえば、このドラマは女性が割りと精神的に自立してる人が多いのも良いのかも。

それに、いかにも、ではなく、じわじわと「戦争をしてるんだ」と気づかされる空気が、リアルな気がしました。最初は遠い話だったのが、ふっと知人が徴兵される、気づくと大豆の値が上がってる。「急に戦争を身近に感じたよ」みたいな台詞が、ドキッとしました。多くの人は昭和16年だと、まだ「戦争は遠くでやっていて、日本は勝つもの」みたいな。「早く勝って終わると良いね~」みたいなレベルだったのかもしれないなと。
今の、イラクに派遣されてる自衛隊の人に持つような感覚で。

ともあれ、純情きらり★毎週土曜日しか見られない私ですが、楽しみです!!