すみません、明るい気分で来た方にはお勧めできない日記です。
さっきまで、NHKで硫黄島の生存者の方の番組をやっていました。
…。なんともいえない気持ちです。
何気ない言葉の後に、いいよどむ瞬間があって、きっと目に浮かんでいるんですよね。そのあとまた静かに、まっすぐな目で話すあの人たちは、何を見たんだろうと思いました。皆目が澄んでいるんですよ。１７歳とかで、とんでもないものをみて、常に背負ってきたからなんですかね。
きっと、本当に酷い部分は口にせずにいらっしゃると思うんですが、それでもその話を聞いて、残された写真を見るだけでも、なんともいえない重いものがのしかかるのに、あの人たちはきっととんでもないものを背負ってるんだろうと思います。私なんかには全然想像も出来ないくらい。だけど、自分が不幸だとかそんなことは決して言わなくて、きっとそう思うことすら出来ないほど、惨い惨いものを沢山見てしまって。
戦争でそうやってたくさんのものを背負ってしまった方が沢山いるんですよね…。傷とかそんななまっちょろい言葉では言い表せない重いもの。私なんかには計り知れないけど。どうやったって万分の一も理解も出来ないんだろうけど。
それに知りたくないとも思います。そういうことがあったと知っているだけでいいから、そんな気持ち、誰も二度と味あわなくて済めばいいのにと思います。陳腐なコメントですが本当にそう思います。
すみません、曖昧な日記で。