いつものように愛犬と朝の散歩に出かけ、
森の中を散策していると白い物体に遭遇…!
この白い物体は、植物? キノコ? それとも、森の妖精…?
その実体は、銀竜草(ギンリョウソウ)という植物です。
銀竜草は、落葉が積もった雑木林などに生える真菌寄生の腐生植物です。
ベニタケ属の菌類から栄養分を吸収します。
葉緑素を持たない為、透明感のある白い姿をしていますが、
内部には、紫色の色素があります。
名前の由来は?片葉がついた茎を同体に、うつむき加減の花を頭に見立て、
全体が白い色であることから銀の竜にたとえたようです。
別名は、幽霊茸(ユウレイタケ)とも呼ばれています。
薄暗い雑木林の中で、白い妖艶な姿が、
白い白衣をまとった幽霊のようなキノコに例えた為のようです。
しかし、キノコではありません。
こんな説明を読むと、無気味な植物に思えますが、
初めて、この植物を見たときは、まるで“森の妖精”のように見えました。
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