
笠松から出戻りを目指していたウインキャロラインですが、屈腱炎で引退となりましたので、反省回顧していこうと思います。
まずS評価としたので、レビュー参考に出資された方は本当に申し訳ありませんでした。
結論から言いますと、駄目だったのは、使いながら緩さが全く解消されなかった事だと思います。また見立てよりも瞬発力(バネ)がなかった事ですね。
新馬戦では先行して、僅差の3着。3戦目では勝ちにいき、2着があり、芝なら勝ち上がれる資質があると見ていましたが、それ以降、函館、札幌ではチグハグな競馬が続いて、駄目でした。
そしてダートが不向きと分かった状況で笠松に移籍しましたが、2回走って、勝てず。
これなら、中央に戻して、格上挑戦させた方がまだ良かったと思いますし、このクラブの判断には疑問符でした。しかし未勝利勝てなかったのは、能力不足だったと思いますし、私の選定ミスです、すいませんでした。
では何が駄目だったのか?レビューと募集動画などを見直しましたが、歩きに関しては今見ても、かなり良かったのが、正直なところでした。
馬体に関しては荒を探すなら、お腹がやや出ていて、ややずんぐりむっくりしてるってくらいですが、概ねは良かったと思います。
こうなると、後は気性、体質、成長曲線のどれかに問題があったとなります。
気性に関してはそこまで悪いと言う事もなかったと思います。この馬なりに一生懸命走っていたと思います。
体質に関しては中央時代は数も使えていましたし、そこまで問題はなかったと思います。
成長曲線に関しては、上手く行かなかったかなと思いますので、ここかなと思います。
具体的にどう駄目だったのか?数字的には順調に見えましたが、馬体写真の推移から、数字が増えた割に、馬体が良くなっておらず、もっさりした感じになってしまったのは良くなかったと思います。後は最初に書きましたが、緩さが解消されなかった事ですね。レースパドックの推移を見ても、これは明らかでしたし、たしかに緩かったと思います。
ここまで長々と回顧してきましたが、自分としてはこの馬は3400万募集でウインとしてはかなり高額馬という事でしたし、満を辞して、出資した馬でしたし、失敗した事はショックでしたし、自信を無くしました。
今のところ、自分のウインの出資馬は1/4勝ち上がり、回収率も約80%とかなり低調ですし、この数字が全てを物語っておりますし、ウインの選定を見直す機会としては、今しかないと思いますので。この失敗を糧に、今年の募集では選定軸を見直して、望みます。