M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【好内容】ホマレ いきなりから好走

2018-05-14 20:00:47 | 愛馬日記
こんばんは、M氏です。
昨日は新潟2Rにホマレが津村騎手で出走して、3着でした。
パドックではやや入れ込み気味も手先は軽く、仕上がりは上々でした。
レースではやや出遅れ気味で後方から追走となり、4角で内から進出し、直線では上手く内を捌いていき、3着争いを制しました。
素晴らしい末脚でしたし、初戦からここまで走れるとは思っていなかったので、嬉しい誤算となりました。
ゴール板に驚いて、外に逃げる場面があり、まだ幼さも残していますが、このあたりは使っていけば、慣れるでしょう。
騎手からは1400くらいが良さそうとあり、次走は東京になるでしょう。
早いうちに勝ち上がりを決めたいですね。





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【参考資料】レビューマニュアルと今期からの変更点について

2018-05-14 12:00:11 | お知らせ
M氏です。

レビュー開始から5年目になりますが、今までレビューマニュアルみたいなものを公開した事がありませんでした。

全く説明していないという事はないですが、正式版みたいなものはなかったですね。
ただ、分からない点は個別に質問してこられる熱心な会員様も多くいましたが、競馬力の高い会員様も多く、自分なりに上手くレビューを活用している印象でした。

でもそれではダメだと思いましたし、より理解を深めてもらい、レビューを有効活用してもらう為に今回はレビューマニュアルを作成、公開致します。

また15年産の反省から今期のレビューの微調整のポイントについても公開します。

評価の簡略化とカテゴリーの追加については先の記事で公開していますので、割愛させて頂きます。


【1.レビュー評価基準】
まず、最初に私のレビューの肝になる価格に対しての最低ラインの求められる活躍表を公開します。

これは降級がある想定で作成されていますので、降級がなくなったら、改定はしますので、その点はご了承願います。

≪価格別最低ライン活躍表≫
1000万円代 500万勝ち負け~1000万入着レベル
2000万円代 1000万勝ち負け~1600万入着レベル
3000万円代 1600万入着レベル~オープン入着レベル
4000万円代 オープン勝ち負け~重賞入着レベル
5000万円代 重賞勝ち負けレベル
6000万円~8000万円代 重賞勝ち必須
10000万円以上 重賞勝ち+GI勝ち負け以上

≪サンプル例≫
2000万円の馬を例に説明します。
毎月の餌代を年間600万と設定します(50万円×12カ月)
5歳末まで走った場合馬代2000万円+餌代2400万円=4800万円

1000万まで行った場合(3勝した想定)
未勝利(500万)500万円2勝(750万円×2)=2000万円
※新馬戦勝ち、特別レース勝ちならプラスアルファも最低ラインで計算。
※1600万まで行った場合はプラス1050万円。

後はこれに出走回数や入着回数や手当てがプラスされますので、ざっくりとした計算式にはなりますが、餌代を加味してもそこまでマイナスにならない計算になります(進上金や手数料や消費税がマイナスされますが)

もちろんタフに出走出来る馬や安定して入着出来る馬ならこの計算でプラスにも出来ます。


【2.回収率の考え方】
前記から6000万円以上の高額馬は重賞勝ちしないとプラスは難しくなり、かなりハードルが高いのがお分かり頂けるかと思います。

ただ安いからといって、ハードルが低いという事もありません。何故かと言いますと、餌代は価格に関係なく一律です。だから下級条件では餌代は重くのしかかります。

つまり、何が言いたいかと言いますと、プラスにするのは簡単な事ではなく、出資検討の際にはしっかりと事前に見立てを立てて、出資する習慣を付ける事が大切だという事をここでは伝えたいですね。

結果が出ないと回収率と向き合うのは辛いと思いますし、募集時期は特に過剰な活躍を期待してしまうのも分かります。

結果が出ていても、こういう回収率計算を怠れば、自分が思っていた以上に実は結果が出ていないという事も多々あるかと思います。

趣味だから負けても楽しめれば良いという意見も見かけますが、そういう方でも勝ち数にはこだわっていたり、回収率以外の数字にはこだわったりしています。

これは実はかなり矛盾した理屈だと思います。

勝ち数に固着するという事は実は回収率も勝ちたいという気持ちは強いが、結果が出ていないから都合の良い部分だけ見ている典型であって、私は最初から損しても良いとは心では思っていないと思います。

損得しかない競馬の世界で損得を意識しない人間なんていないはずです、そういう人はギャンブルには手を出しませんし、一口馬主なんてやりません。

結果が出ないならやり方を変えれば良いだけですし、同じやり方をしていては結果が向上しないでしょう。

古い考え方、ちっぽけなプライドや見栄は捨てて、この勝負の世界に足を踏み入れたなら絶対にプラスにしてやるという思いでやるべきだと思いますし、その方がカッコいいですね。

若干話は逸れましたが、それくらいに回収率を考える事が重要であり、事前のプランを立てる事が重要だということを忘れないで下さい。

私の会員様ならそれくらいは分かっている、実践している、理解しているとは思いましたが、敢えて書きました。

これを読む事でハッと気づかされる事もあるでしょうし、私でも慢性化した状況の中でこの大切な部分が薄れてしまう事も多々あります。

それくらいに人間と言うのは弱い生き物です。


【3.レビュー評価について】
次にレビューの評価についてです。

どのように選定し、評価をつけているかですが、ずっと書いていますが、馬体よりも動きを重視して評価しています。

それにコストパフォーマンスを加味して、総合評価としています。ここまではほとんどの方が理解していると思います。ではどういう部分が良いと評価が上がるか?このあたりを今回は可能な限りで説明致します。

①馬体について
まず馬体ですが、これは全体的なバランスを一番重視しています。

まずは馬体重、菅囲、体高、誕生日。この情報にプラスアルファで実物の馬体を照らし合わせて、成長の予測をしています。

予測したよりも成長力がない場合は評価違いになってしまう可能性が高くなるので、ここは非常に重要だと思います。だからと言って、とにかく大きく成長すれば良いというわけではなく、とにかくバランスが重要です。

仮に馬体が小さくても整っていれば評価は出来ますし、皮膚感の良さや筋肉の強さや柔軟性があり、中身がしっかりしていれば問題はありません。

次に馬体と血統がマッチしているか?
その産駒の走る馬の馬体に近い方が確率は上がりますし、そのあたりも考慮はしています。
新種牡馬なら系統やその種馬の現役時の馬体から目測するようにしています。

ただこの部分はそこまで重きを置いてはいません。
似てれば走るというほど単純なものではないと考えているからです。
思い込み、決めつけで判断してしまう事は危険ですからね。

後は筋肉の強さ、筋肉量、筋肉の柔軟性、皮膚感の良さ、骨量、繋ぎの角度と長さですね。
このあたりは多ければ良いというわけではなく、その馬の適正を判断する材料にしています。

馬体に関しては一般的な見方を普通にしているだけで特別な事はしていないと自分では思います。とりあえず最初に言いましたが、全体のバランスを大切に考えるようにして下さい。


②動きについて
動きについてですが、これも全体のバランスを一番重視しています。
次に動きの早さ、推進力ですね。これは運動神経と前向きさを判断する材料としています。

それと手先の出の早さとスムーズさ。これも運動神経とセンスを判断する材料としています。

早い動きが出来るという事はスピード能力の表れですし、推進力を生んでいるという事は運動神経が良いという事だと考えてもらえたら良いです。

後は気性的な前向きさですね、走る事に対して前向きさがあるに越した事がないのは言うまでもないとは分かるかと思います。


③ストライドの伸び
これは可動域の事になりますが、ストライドが伸びるという事はそれだけ体を使えているという事であり、しっかりと踏み込めている事にもなりますので、重要な要素だと考えています。

注意点としてはただ体が大きいだけでストライドが大きく見えるのはストライドの伸びではないという事。いかに全身を使えているか?が重要です。


④踏み込みの力強さ
これは字の如くにしっかりと踏み込めているか?ですが、緩さを判断する材料としても重要視しています。

力を地面に伝えられないという事は強く蹴り上げれないので、反発力を生む事が出来ず、結果として前に進む力を生む事が出来ませんので、大切な要素です。


⑤動きの柔らかさ
柔らかいに越した事ないのは言うまでもないですが、柔らかいのと緩いのを勘違いしない事が何よりも重要です。

柔らかいのではなく、単に緩い馬は踏み込んだ際に芯がなく、力が地面に伝わっていません。
この部分は慣れが必要ですし、判断は難しいかなとは思います。それと柔らかさはセンスの良さを判断する材料にもなります。

柔らかいという事はそれだけ流れがスムーズであり、運動神経のセンスにも繋がりますし、柔らかい分だけ反発力を生む力にもなりますので、重要な要素になります。


⑥バネ
これは歩いた際に反発力があるかどうか?で判断しています。
バネがあると歩く度に脚で地面を反発させるので、跳ねるようなイメージになります。

バネはその馬の秘めたるポテンシャルを判断する重要な要素になり、しっかりと見ていく必要性があります。

これらの要素が重なり合って、一連の動きとなり、全体として動き評価となるわけです。

たまに連動していないと記載する場合がありますが、これは一連の動きがスムーズではなく、流れになっていない事で良くない動きになります。

また小足気味の場合も同様で一連の動きが悪いので、良くないです。

長々と書きましたが、どれかが極端に優れていても良いわけではなく、最初に書きましたが、これも全体の動きのバランスで見る事が大切です。


【4.今期からの変更点】
最後になりますが、15年産の反省からの微調整の内容についてです。
私の評価に反して走った馬のコメントなどを振り返りますとほとんどの馬がまとまっていると記載されていました。

これは全体のバランスが整っているという事で欠点も少ないという意味も含まれています。

反省点としてはストロングポイントを過大評価してしまい、全体でしっかりと見て判断して総合評価を付けられなかったという事がこの結果に繋がってしまったと見ています。

またそれ以外だと確実性がある、安定感など全体的なバランスの良いコメントがある馬も評価以上に走っており、総合評価は全ての要素を全体でしっかりと評価する事が一番結果に繋がると今回で分かりました。

自分でも全体のバランスが一番重要だと分かっていても、それがしっかりと実践出来ていなかった事は申し訳なく思っています。

後は成長を予測し、加味していく事です。

これは昨年度のノルマンディーのレビュー作成あたりから力を入れて見ている部分ですが、成長を予測出来れば、精度はより高まると見ており、秘めたる資質を見抜いて、評価に反映していけるようにしたいと考えています。

このあたりをしっかりともうすぐ募集が始まる来期のレビューにしっかりと反映していき、より精度を高めていけたらと思います。



M氏

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