M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【元旦出走】フェアウェザー 競馬始まり

2019-12-30 21:30:00 | 愛馬日記
こんばんは、M氏です。
いよいよ今年も後2日となりました。時期だからこそ一年をしっかりと振り返るのが大切ですが、来年度早々に愛馬が出走しますので、記事を書いていきます。
元旦の川崎1Rにフェアウェザーが吉原騎手で出走します。
初勝利を挙げてからは馬券圏内への好走が出来ておらず、前走は初の船橋遠征に戸惑った事もあり、後方のまま、大敗しています。
今回は走り慣れた川崎に戻りますし、相手関係も前走から見たら手薄にはなりました。
ただ近走の内容から強気にはなれませんが、ここはメイチで仕上げたみたいですし、この後は成長を促す放牧へ出される予定なので、何とか変わり身を期待したいところではあります。

【金言】馬体についての考え方

2019-12-30 17:00:00 | M氏の金言
こんばんは、M氏です。
馬の価格に対しての考え方を理解したところで次は馬見になります。馬見をする際に見るべきポイントは多数ありますが、大まかに言うと、馬体、動き、気性になります。
その中で今回は馬体について書いていきます。

馬体を見る際に見るべき部分は
バランス、筋肉量、骨量、筋肉の質感と皮膚感と強さ、繋ぎの長さと角度、飛節の角度、前脚の角度、トモ、背中の形、お尻の形、胴、首、脚の長さと太さ、背の高さなどたくさんあり、比較するのが難しいと思います。
実際に完璧な馬なんていませんし、見る側の好みもありますので、評価も個々に違ってくると思います。
また一口馬主の難しさの一つに1歳時(2歳追加募集は除く)の馬体で判断して、成長を予測しないといけない事です。この成長を予測する事が一番難しいのは言うまでもなく、馬体の基本的な見方よりもこの部分が実は肝になります。
それと馬体が血統とマッチしているか?も重要な要素になりますので、より複雑になり、余計に分からなくなってしまいますね。
ではどうしたら分かりやすく見る事が出来るかの順序とポイントをこの後に説明していきます。

まず最初に全体のシルエットはどうか?から見ます。細かい部分は後から見れば良いですし、成長で変わっていきますので、まずはそこまで神経質になる必要はありません。
その際に測尺の数字があれば、尚良いですね。その全体のシルエットと数字がマッチしているかを比較します。
例としては
サイズの割に小さく見える、大きく見える
と言った感じです。

次にその馬体の成長度を見ます。この際に目安に生まれ月を参考して下さい。幼い馬体はバランスが悪くても、やや筋肉量が少なくも、1歳時はあまり問題ありません。
この際に測尺からデビュー時にどれくらいに成長しそうかも予測します。
その際に測尺で使用するのは体高と菅囲。この二つは成長してもそこまで大きく変わらないですし、サイズの割に菅囲が太い馬はこれから成長して多くなる可能性が高いですね。

次に馬体の欠点を探します。
繋ぎの長さと角度、前脚の角度、背中の形、脚の太さ、飛節の角度などです。ここで脚元にリスクがあるかどうかを判断します。

次に筋肉量、骨量、筋肉の質感と皮膚感と強さを見ます。この部分はその馬の資質に関わる部分なので、重要です。特に筋肉の質感と皮膚感と強さは天性のモノなので、ここで馬体の資質を判断して下さい。

最後に血統から見て、馬体はどうか?で父似なのか、母似なのか?を見てもらい、今まで見た要素をプラスし、総合的に見て、適性を予測して終わりとなります。

注意点としては一つ一つを分けて見てもらい、最後に総合評価とする事です。全部を一緒に見ようとするとごちゃごちゃになってしまい、抜けが発生しやすくなります。
また血統とのマッチ度は必ず最後にして下さい。最初からこの種馬だからという先入観を持つとフラットに見れなくなります。また母馬が名馬、愛馬、好きだったとかそういう先入観も持たないようにして下さい。馬体を見る際にそういう思い入れは視野を狭くするだけですからね。


以上が馬体を分かりやすく見る考え方になりますが、結構複雑になってしまいましたね、すいません。
ただ馬体を見るのは慣れも必要になりますし、分からない方はとにかくたくさんの馬を見る事からスタートすると良いと思います。幸いに毎週グリーンチャンネルでパドック中継もありますし、JRAVANでパドック動画をいつでも見る事が出来ますので、努力あるのみです。





【金言】価格に対して最低限必要な活躍の考え方

2019-12-30 01:30:00 | M氏の金言
こんばんは、M氏です。
M氏の金言というカテゴリーをブログリニューアルで作成しましたが、秋から冬にかけてなかなか多忙で書けていませんでしたので、年末から記事作成をスタートさせたいと思います。
まずこのM氏の金言のカテゴリーでは一口馬主で勝つ為に必要な事を皆様に教授する記事となります。今まで書いた事と重複するかもしれませんが、そういう時はおさらいだと思って見て下さい。

まず最初に価格に対して、最低必要な活躍についてです。回収率を語る上で必要不可欠な項目となり、馬見をする前にこの考え方をしっかりとしておかないと馬が走っている割に儲からない、赤字続きとなってしまいます。
大体勝ち数、勝った重賞数などだけを書いている場合は実は回収率はマイナスであるという場合がほとんどだと思います。
一口馬主は儲からないものだ、マイナスでもたくさん勝っているし、重賞、GI勝ちして楽しめているから良いというなら別にその価値観にケチをつけるつもりもないですし、それで本人が楽しいなら別に良いとは思います。それも一口馬主ならではの楽しみ方だという価値観も理解は出来ます。
ただ心底から最初からマイナスでも良いなんて思って、一口馬主をやっている人がいるなんて思えません。
競馬はギャンブルですし、馬はペットではありませんから。
一口馬主で勝ち組になる事は容易な事ではありませんが、最初から諦めていては絶対に達成は出来ません。
そこでまず初めに出資する前に今から自分が出資する馬がどれくらい稼いだら、損益がプラスになるか?という損益分岐点をまず知る必要があります。
それを大雑把ではありますが、私が有料レビューの会員様に提供している価格に対しての活躍目安表があるので、こちらをまずアップします。


【価格帯に対する活躍目安表】
1000万代→2勝クラス 又は1勝クラスで安定好走
2000万代→3勝クラス 又は2勝クラスで安定好走
3000万代→オープンクラス 又は3勝クラスで安定好走
4000万代→重賞勝ち負けレベル 又はオープンクラスで安定好走
5〜6000万代→重賞勝ち 又は重賞で安定好走
7〜8000万代→GI勝ち負けレベル 又は重賞勝ち複数
1億以上→GI勝ち 又は重賞勝ち多数


この活躍目安表は餌代を含めて、プラスとなるだろうという損益分岐点を示しています。
まずこの表の具体的な説明の前に一つ、理解しておかないといけない当たり前の事があります。
それは餌代は低価格の馬も高額馬も同じであるという事です。
これ当たり前の事なのですが、結構気にしてない方が多いと思う部分だと私は思っています。
何故そういう風に思うのかと言いますと、多数口クラブで多頭数持ちした場合の例で

予算10万円 1/400クラブ
ケース1
4000万(1口100000円)1口出資

ケース2
1000万(1口25000円)4頭に1口出資

これを予算10万で同様だと考えている方がかなりいるんじゃないかなと思っています。
同じ10万を使っても、この場合に餌代はケース1と2では餌代が4倍かかります。
リスクを分散させているという考え方も理解出来ますが、その場合に餌代が4倍かかるから、その分だけ全体として稼がないといけない賞金に差が出るという事を忘れてはいけません。


次に目安表の具体的な説明ですが、1000万の牝馬を例として、説明させて頂きます。
まず馬の餌代は60万×12ヶ月=720万
で計算します。
もちろんですが、入厩している期間が長くなれば餌代も増えますし、厩舎によって餌代も違いますし、外厩、育成先の餌代も各クラブによって違いますが、6ヶ月ずつ厩舎と外厩にいた場合の目安で計算しています(外厩 月40万×6ヶ月 厩舎 月80万×6ヶ月)

この場合に餌代の請求は2歳1月からスタートして、牝馬のクラブ規約の引退時期の6歳3月までで計算した場合に4年3ヶ月分の餌代が必要となります。

馬代1000万+餌代60万×51ヶ月=4060万

1000万の牝馬を任期満了の6歳3月まで走らせた場合の損益分岐点は4060万となります。
餌代を含めると低価格の馬でも現役が長くなるとかなり稼がないといけないのが分かりますね。

次に活躍目安表の1000万代の設定は
1000万代→2勝クラス 又は1勝クラスで安定好走

となっています。
2勝クラスの方が分かりやすいので、2勝クラスの方を例に説明します。

引退まで25走したと仮定して
未勝利勝ち 500万
1勝クラス勝ち 750万
25走分の出走手当 42万×25走=1050万

2-0-0-0-0-23 の馬なら2300万が獲得賞金となり、損益分岐点までマイナス1760万となりますが、これは極端なケースとなり、普通に走る馬なら掲示板、8着以内に何回か入るので、大体にはなりますが、餌代を含めてもそれなりの目安になると言うのが分かりますね。

このように私の作成した活躍目安表を参考に考えてもらえれば、自分が出資する価格の馬がいくら稼げばプラスになるのかという事は大体にはなりますが、把握する事が出来るので、出資前にこのあたりまで考えた上で出資を考える必要性が回収率を考えたら必要不可欠となります。




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