※再アップです。
第一回目は朝日杯FSを勝ちましたジャンタルマンタルです。
まず募集時の評価はD評価となっており、今動画を見直しても、手先の軽さ、推進力はありますが、ストライドの伸び、バネが普通で硬さと緩さがあり、自分の選定基準では評価出来ないのが正直なところです。
では何故ここまで走ったのか?
この馬は理由は明確で、育成で馬体重(50キロくらい増加)など増えて、2歳春には別馬のように化けていました。
数字的には増えているが、あまり成長している感じがない馬もいるので、数字だけで判断せずに馬体写真や動画の歩きと比較する事がポイントになります。
またデビュー時のパドックでは馬体が良くなったので、歩きも良くなっており、こういう馬はやはり走りますね。自分の出資馬のパドックと募集時の歩きがあまり変わっていない場合は走らない可能性があるので、ここをチェックするのはポイントです。
という事で結論としては、ジャンマルマンタルを評価するのはかなり難しかったという結論になりました。自分にウソをついても意味がないですし、自分の物差しから大きく外れたイレギュラーな馬は仕方ないと思うしかないですね。そこを何とかしろ、深掘り考察の結論がこれは?と思われるかもしれませんが、軸を大きくずらすと(高評価ポイントの幅を大きくすると)高評価馬ばかりになり、レビューとしての役割を果たせなくなるという事をご理解下さい。