こんにちは、M氏です。
今週大阪杯に出走します愛馬クロノジェネシスについての成長曲線を解説していこうと思います。先日記事に書きました金言の時系列で馬を見る大切に繋がる記事でもあります。
読まれてない方は
では早速進めていきます。
まず募集時の私の評価は高評価でしたが、馬体評価はC+とそれほど高い評価ではありませんでした。その時の馬体が↓
ややもっさりと見えましたが、皮膚感は薄めではありました。バランスは整ってはいますが、トモが非力でそれは課題だと見ていました。
次に1歳9月になりますが、印象が変わり、毛艶が良く、腹回りがふっくらしてきました。募集時から4ヶ月くらいですが、良い夏の過ごし方を出来たと思いましたね。
次は2歳5月ですが、育成が進み、馬体が引き締まってきました。ただ全体的な筋肉量不足で非力な印象は否めません。
次に2歳8月のデビュー前となりますが、前肢の筋肉量が増えて、より筋肉が引き締まってきたのも分かります。
次は3歳1月ですが、全体的に筋肉量が増え、キ甲が発達したのが印象的でした。すでにGI級の実力がありましたし、良い馬体です。
次の3歳6月がターニングポイントとなりますが、筋肉にメリハリがより出て、筋肉の質感が向上してるのが一目瞭然です。パワーアップしていますね、これが後の秋華賞のプラス20キロへ繋がります。
最後に4歳1月になりますが、すでにGI馬となり、3歳春とは別馬のようにしっかりとしていますし、馬体重も数字としてそう示しています。
当然ですが、馬体写真からはバネや歩いた際の筋肉の柔軟性や運動神経などは分かりませんので、これらは動画などで見る必要があります。しかし馬体写真からでも色々な情報が分かります。大切な愛馬ですので、その成長の変化には目を向けてあげて下さい。最初は分からないかもしれませんが、見る機会を増やせば、色々と見えてきますから。
ただその二つは別で判断する事、これが大切です。つまり馬体写真だけで全てを判断しないでもらいたいし、その逆も同様です。
それと血統が◯◯だからという決め付けもよくありません。クロノジェネシスも散々、バゴ産駒だからと言われてきました。たしかに血統は大雑把に判断するのには便利ですし、私もそういうツールとして、競馬予想にも利用はします。ただその枠だけでは馬を100%理解は不可能ですし、血統にプラスアルファで馬体や動きを見る習慣をつけるとまた競馬が違う風に見えてくるという事を最後にお伝えてして、終わりたいと思います。
また大阪杯の出走記事は別で書きますので、そちらも楽しみにして下さると嬉しく思います。