こんばんは、M氏です。
前回、社台G2024の記事内で先に出資計画を立てた方が良いと言いましたが、考え方のベースを教えます。
ちなみにこの話は最低ラインの話しになります。常に最低の状況を想定する必要がありますし、基本的に一口馬主とはヒットの延長線がホームランだからです。
まず例として、私の2歳馬で説明していきます。
出資馬は4頭となり
ブライトゲイザー 1/40 2400万
ウィッシュツリー 5/400 2400万
ウインヘリオドール 4/400 2200万
バトンロード 2/200 1200万
こんな感じで頭の中ではなく、文字起こしするとイメージしやすいので、やりましょう。これは出資確定前にやるべきです。出資が決まってから考えていては遅いです。私は少数精鋭なので、分かりやすいですが、1クラブで多頭数申し込みする方はこのように文字起こしをする事で、冷静に考えられると思いますし、本当に現実的な申し込みなのか?気づけると思います。
次に口数が同じ組み合わせをセットで考えてもらい、その口数でどれだけ最低稼がないと行けないかを把握します。
私は頭数が少ないので、セットになるのはウインヘリオドールとバトンロードだけになり、この場合は2頭で3400万を稼ぐのが最低目標となります。どっちかが全く稼げなくても、片方が頑張ればヨシです。
ただあまり多頭数になると足の引っ張り合いになったり、活躍馬の利益を減らす事になるので、無駄な馬への出資はもちろん控えるべきです。走る回数が欲しい気持ちは分かりますが、下のクラスで競争にも参加出来ずに、大敗しても意味はないですし、逆にツラいだけだと思いますので。
次に勝ち上がりは最低目標ではありません、価格帯にもよりますが、1000万以下の馬以外は勝ち上がりはその馬がスタート地点に立ったくらいに思ってください。最低目標はその馬の馬代をペイする事です。
そして全ての出資馬が勝ち上がり、自分の馬代をペイ出来るに越した事はないですが、それは現実的ではないと思います。
そうなってくると、勝ち上がれなかった馬の残りの馬代負債が勝ち上がった馬に乗ります。勝ち上がっても馬代ペイ出来なかった分は他の馬に乗ります。
同期に尻拭いをしてもらわないといけなくなり、より大変になります。高額馬になればなるほど大変になり、頭数が増えれば増えるほどより大変になります。
当たり前の話しだと思われるかもしれませんが、これが出来ていないから、走った馬を引いたのに、マイナスだったとか、儲からないとなってしまうのです。そうなるのは自身の計画プラン間違いなのです。
ちなみにこの最低ラインを達成しても、世代回収率が100%でまだまだマイナス域です。
後は募集馬平均価格次第で目標値は変わってきますが、目安としては過去に作成した表を貼っておくので、参考材料としてみてください。