Hangout Language School フィリピン留学&ホームステイBlog

常夏の国フィリピンでのホームステイ&語学留学の体験記。マングローブ植樹、現地の学校体験、海外ボランティア活動を紹介。

フィリピンホームステイ(小学校体験)2012 夏休み

2012-09-19 11:40:55 | 2012夏ホームステイ

「フィリピンの思い出」

 5月になったばかりの頃、フィリピンでホームステイの計画があることをハングアウトで知りました 毎年ジョン先生が行っていることは知っていましたが僕には関係のないことと思っていました。しかし五月話は今までとは違っていました。なんと僕も参加するかどうかで先生とお母さんが相談していたのです僕は気持ちがとても暗くなりました知らない人の家や学校で何日も過ごすことを想像すると胸のあたりがギュッとなります。それに幼稚園からジョン先生に英語を教えてもらっていますがまだ"My name is..." "See you!"くらいしか話しませんから外国人とどうやって話せば良いか不安でいっぱいでした

 そんな僕のことを知らないお母さんはどんどん話を進めてフィリピンに行くことになってしまいました 最後は僕も「どうにかなるさ」って気になりました。お母さんの性格をもらったのだと思いますが、良いことなのか悪いことなのかわかりません

  

 7月23日、関西空港から飛行機に乗りました 中学生1人、小学生4人と大人たちで出発です。生まれて初めて飛行機に乗ったので、楽しいようなこわいような、変なきもちでした。でもみんなと話をしているうちにこれから先のことを考えてワクワクしてきました

 ホームステイではそこのお父さん、お母さん、兄弟がとても親切にしてくれたので僕が出発前に思っていた心配はすぐに消え、お兄さん達とふざけたり、犬と遊んだりしてすごく楽しくくらせましたお母さんが作ってくれたお料理は今まで食べたことのない物もありましたがどれもおいしくてたくさん食べました

  

 フィリピンにいた間で一番緊張したのは学校に行くことでした。Aちゃんと同じクラスに入れてくれたので少し安心でしたが頭の中がゴトゴトするほどかたくなりました授業は全部英語でチンプンカンプンです「オレには無理!」と思いました。持って行った文房具のお土産をクラスの全員がとても喜んでくれてホッとしました。言葉はよくわからなかったですが、みんな笑顔で優しく日本の友達と同じように感じました

 

 フィリピンのスーパーはとても大きくて商品がドカドカという感じで置かれているのを見て「スゲー」と思いました。フィリピンの人はたくさん買い物をするのかなあと考えました。毎日買い物をするのがめんどうだから買い置きするのかなあとも考えました。道路は広くてびっくりしましたが、自動車やバイクが好き勝手なように走っているように見えて、交通事故にならないか少し心配でしたそんな町の様子をじっとながめているとフィリピンの人はのんびりしているのか忙しいのか、よく分からなくなりました。

  

 1週間はあっという間に過ぎました。帰りの飛行機の中でホストファミリーのお父さん、お母さん、兄弟のことを考えました。ぼくを抱きしめてくれたお父さんの大きな腕や男の子と遊んだベッドのフカフカな感じを思い出しました。ジョン先生のお母さんのことも思い出しているうちに眠くなってきました。眠ってしまう直前に想い出したのは学校で赤色の服で踊ったダンスでした。声が聞こえてきた気がしました。どの人の顔も、みんな笑顔でした

 

2012年夏 小学校5年生男の子