EKKEN♂

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BLOG FRIENDS アンケートにいい加減に答える。+

2005-03-09 | goo BLOG
 僕の尊敬する、ある高名なブログ主さんから、本文中のどっちにしろ僕は買う気がないのだから、関係ないですけどという一文が繰り返されることについて、「言い過ぎじゃないか」というクレームがつけられました。文章に悪意を込めて書いているわけではありませんが、そう受け取る方が存在するのは事実のようなので、ここに謝罪をし、訂正させていただきます。申し訳ございません。
 但し、実際問題、匿名性を維持できないまま、または、仮に委託販売などで書店で買えるようなことがあったとしても、僕が「BLOG FRIENDS」を購入することはないと思います。少なくとも現状の編集体制においては。
 それが何故なのかは、今後も追記・訂正させていただく中で明らかにするつもりです。
以上、2005/03/10 08:20 に追記
同日12:10 誤字・脱字が多かったので訂正、一部改変






BLOG FRIENDS にご興味をお持ちの方、
あるいは既にカンパご協力者、読者としてBLOG FRIENDSをお手に取られた方、
そして執筆者としてBLOG FRIENDSに参加された方、
皆様のホンネをお聞かせいただけないでしょうか。
BLOG FRIENDS BLOG


 えーと、もしかしたら本音を言う資格が、僕には全くないような気がしなくもないのですけど・・・・・・
 ズバリ言うわよ!


 (なお、この文は何度も書き直しを考えていたものの、まとまったものを一気に発表しようと思うと、いつまで経っても完成できないので、思いついたときに書き換えすると思います。また、アンケートに答えることが目的ではないので、締め切りについても全く気にしないで、思いついたことがあればこのエントリに追記していくことにします)
 
 
 僕はこの「BLOG FRIENDS」なる同人誌、買っていません。知人から借りて読んだ、ということもありません。
 ぶっちゃけた話、読みたいとも思いませんでした。
 BLOG FRIENDSがgooブログ セレクションに取り上げられたとき、学生時代に同人誌に参加(一時は編集者もやっていました)していた僕にとって、どんな展開で繰り広げられていくのか、ということに大変興味がありました。特にブログと同人誌をどう結びつけて運営されていくのか、という部分に興味津々だったのです。
 しかし、購入しようという意欲が湧かなかったのにはわけがあります。
  • 匿名性を生かしてブログをやっているのに、送ってもらうことで本名はおろか、住所などの個人情報も知らせなくてはならない。
  • 当時、最もブログにハマっていた時期であり、書籍を読むことに時間をとられたくない
  • そもそもWEBサイトという「誰もが情報発信者」になれる時勢に、わざわざお金を出して素人の書いたものを読む気にならない
 主だった理由はこんなところでしょうか。
 
 さて、アンケートの答えですが。
 
Q.1)分量[A5サイズ/256ページ] A:BF2より増やす B:BF2より減らす
 なにぶん実物を手に取っていないので、なんとも言えませんが、厚けりゃイイって物でもないと思います。

Q.2)価格[1,000円] A:BF2より上げる B:BF2より下げる
 安いに越したことはないのですが、同人誌として妥当な値段なんじゃないですか?


Q.3)執筆者数[16名] A:BF2より増やす B:BF2より減らす
 大事なのは分量ではなくあくまで中身。自分らが雑誌社ごっこをやって楽しみたいのであれば、多い方が面白いのかもしれませんが、そのために全体的なクォリティが下がった印象になる可能性もあり、「良いものを提供したい」と本気で考えているのなら、僕は増やす必要はない、と考えます。


Q.4)掲載方法[応募の全作品を掲載] A:応募の全作品を掲載 B:何らかの選抜を行なう C:その他
 ここが僕の気にしているところですよ。
 「同人誌なんだから、ボツナシで」という意見も多いのだと思うのですが、一応はお金を払ってもらって読んでもらう「商品」です。執筆者のオナニーが見たくて買う人はいません。全員それなりに頑張って書いているとは思うのですが(読んでないから知らんけど)、没になったところで、各自のブログで発表できるのだから、中心となる人が何らかの形で選抜を行って、完成度を高めてもらいたいものです。


Q.5)執筆者会費[無料] A:有料(金額も) B:無料
 払うべきでしょう。販売価格の2~3倍に相当する額で。
 実際にかかってしまう費用を、二瓶氏や特定の誰かの負担にさせるのはヘンな話だし、お金を出すことで、作品の質の向上に努めるはずです。リスクを負わない者が書いたものに、読者がお金を払って読むとは思わないほうがいい。


Q.6)コンテンツ内容[書き下ろし] A:BLOG掲載作品の再録 B:書き下ろし作品 C:その他
 BF2のレポートなどを読んでいると、どうもAとBがごっちゃになっていたようなのですが、ブログで発表したものを、わざわざお金を払ってもらう書籍の形にするのが、僕には理解できません。「どこでも読めていい」という方もいらっしゃることと思いますが、PCの前から離れるのなら、確実に面白いプロが書いた本を読みます。よって全て書き下ろし。
 
Q.7)販売方法[ネット通販] A:ネット通販 B:オフ会手売り C:その他
 売れれば何でも良いんじゃないですか?
 利益を上げることが目的なのではなく、「読んでもらうこと」が主たる目的ですよね?
 近所の高等学校の文芸部とかにでも差し上げてでも、読んでもらった方が良い。

Q.8)運営[メールで議論] A:BLOGで議論 B:掲示板で議論 C:メールで議論 D:オフ会で議論 E:その他
 何のための「BLOG」FRIENDSなのかですよ。お祭り的にオフ会を開くのは結構ですけど、ネットを通しての活動によって、地域的な閉鎖性をなくすのも、一つの狙いなんじゃないですか?
 だと知れば自ずと「オフ会で議論」という選択は除外されると思います。ブログやメッセなどで交流を広げてこその、「「BLOG」FRIENDS」でしょう。
 
Q.9)カンパ[募る/10,000円まで] A:募る(金額も) B:募らない C:その他
 BF2において最も違和感があったのが、このカンパ。
 当時アドバンスは無く、たとえ営利目的にではないにせよ、商用利用を禁止したgooブログにおいて、金銭を募る告知に、僕は嫌悪感を抱いておりました。現在はアドバンスにすることで、こうした嫌悪感はなくなりますので、やってみるのも悪くないんじゃないかしら。
 ただし、その用途をしっかり報告しないと、不信感が募るだけですけど。
 ま、いずれにせよ僕は、参加者の遊びでやっていることに対して一銭も提供するつもりはありませんが。

Q.10)自由記述。
 「本の形にすること」によって何がしたいのか? というビジョンが見えてきません。当初の目的は「ブロガーの中から優秀の書き手を見つけて、その人達の書いた物を一冊にまとめる」というものを感じ取っていました(gooブログセレクション掲載時に、僕はそう思った)。
 BLOG FRIENDS(以下BF)#1の時は、企画をスタートさせたばかりにしては、「成功」だったと、僕は思っています。(但し中身については、一切知りませんが)
 セレクションに取り上げられた他にも、いくつかのメジャーサイト(URLなどは失念しましたが)に掲載されていたのを目にしているし、それなりに注目を浴びたのではないでしょうか。
 
 そうした下地があったにも関わらず、BF2になると、ただの「お祭り」的要素しか感じなかったのです。集まった執筆者を見ても、巡回先のお仲間同士が勝手に盛り上がっていただけ。売り上げた冊数は、テキスト系創作同人誌としては立派な数字だったと思いますが(もっとも、他の同人誌の状況を、僕は知らないわけですが)、編集部の中では「もっと売れるはず」だったのでしょう。
 テキスト主体の創作系同人誌って、僕がそういうものをやっていた20年位前から「そんなに売れる物じゃない」のに、ネットを通して不特定多数の他人に読んでもらえる環境が整ったことによって、他人の目に触れてもらう機会がさらに減っていると思います。
 何のフィルタも通さずに「投稿されたから載せた」という作品集を買うという行為は、僕に言わせりゃ、どぶ川にお金を捨てる行為とたいして変わりません。酷な言い方かもしれませんが、素人の書いた作品何でも良いのなら、インターネット上にゴロゴロ転がっているのです。
 講談社文庫から出ている「ショートショートの広場」というシリーズ本、ご存知でしょうか?
 以前は星新一氏が監修し、後に阿刀田高氏に引き継がれた、文芸雑誌に応募された読者の掌編小説を集めたものです。素人の書いた物でも、選別することによって立派な作品集にはなります。ですが、「投稿されたから載せる」のであれば、創作好きの遊びに付き合う気持ちがなければ、支出を伴ってまで「読もう」という気にはなりません。
 BF2の中で、一番宣伝活動に熱心であったKen氏は、付録をつけるといった「本を買ってもらうことの意味=ブログ上では出来ないこと」という付加価値を編み出していましたが、(そのこと自体は高く評価するものの)その付録に興味がなければ、消費者にとっては、ただの編集者ごっこ、作家ごっこに、読者ごっことして楽しめなければ、シラけた気持ちで傍観者となるしかないのです。BF3においてはCD-ROMを付録として付けたい、というような記述を目にしましたが、CD-ROMにデータとして詰め込むのなら、WEBサイトとして発表することもできるわけでして、あまり良い方向性ではないな、と感じました。
 (以上 2005/03/10 10:00 まだ追記するかも)




 否定的な意見ばかり書いていても仕方がないので、じゃあどうすりゃいいのか、ということを書きましょう。
 
ブログとの連動性をもっと高める。
 現状では、ブログは単なる宣伝媒体にしかなっていない。
 こういった企画が持ち上がると、すぐにオフ会の話が持ち上げるが、一部地域に在住の人しかメリットがなく、週一か月一といった定例メッセ(チャット)会を設けてはどうか。
 執筆者を募るだけでなく、編集サイドで「創作活動を行っているブログ」を探して、誘い入れることも、やってみてはどうだろう?
 
いっそのこと紙媒体の道を捨て去る。
 創作集ブログとしての「BLOG FRIENDS」で行くのはどうか?
 紙にしなけりゃならない理由が、僕には全くわからんのですよ。
 ネットを通じて告知していて、尚且つ営利目的でないのに、何故わざわざ読者を狭める「紙媒体」に拘るのか?
 せっかく書いた物なら、一人でも多くの人に読んでもらいたい物なんじゃないの?
 縦書き表示を捨てなきゃならないですが、スノーさんの感想を読む限り、書き手の中に縦書きを意識した人は少なそうだし、ブログを使ってこそ出来ることって、紙じゃなきゃできない表現方法よりも多いと思うのです。
 創作のテーマを決めて競作させたり、リレー小説を展開させたり。
 紙で行われるリレー小説なら、予め決めておいた「続きを書く人」が「一人」で、基本的に一本道ですが、ブログ上では、「前回書いた人」へのみトラックバックを送るというルールを作り、続きを書く人の制限をかけなければ、物語がいくらでも広がるわけです。「このルートを辿って読むのが、一番面白かった」などと感想を述べ合うのも楽しそうじゃないですか?
 
 BLOG FRIENDSというのを、創作集団のブランド名にしてしまうという発想も良いのではないでしょうか?
 方法としては3つのプランがあり。
 一つはBLOG FRIENDSという名前の(旧編集部ブログとは別の)ブログを立ち上げ、編集者の元へメールで投稿し、一記事=一作品(長編の場合は、章毎に分割でも可)として発表する。
 gooブログでは複数管理人が認められていないけど、他所のサービスでは可能な物もあり、そういうのを利用するのも悪くないかもしれません。雑誌がまるごと一つのブログになる、という印象ですね。
 
 もう一つは、参加者がカテゴリ名として「BLOG FRIENDS」を設立して、ブログ共同体のイメージを作ること。個々のブログで、通常の記事として創作分野があるのと、あまり変わらないと思われるかもしれませんが、それらのリンク集として編集部ブログを存在させて、ポータルサイト的な役割を持たせるのです。創作ブログのトラックバックセンター的なもの、と考えてもらえれば分かりやすいでしょうか。誰にでも参加しやすいのが、最大の特長。
 専用のバナーを作成してイメージの統一化を図ると、ブランド力が強化されると思います。
 
 さらにもう一つは、南無さんたちが参加しているような「ブログユニット」を立ち上げること。サーバーの維持管理が大変だとは思うけど、既存のブログと切り離すことができるので、BLOG FRIENDSとしてのブランドを強く押すことができます。
 ただし、広く認知してもらうには、それなりに努力が必要。
 サーバーの維持管理費を徴収する必要があり、敷居が高くなってしまうのが難点か。
 
よろず系からの脱却
 BF2の違和感で大きかったのは、どういう集団なのかわからなかった点。
 小説アリ、詩アリ、エッセイアリ、イラストアリ、ナンデモアリアリ……
 節操がなさすぎるんです。
 ナンデモアリであることによって、「仲間同士の出版社ごっこ」のイメージを強く感じてしまうのです。
 小説のみの掲載では狭すぎる気がするのですが、僕としては編集後記みたいなものを除けば、オール創作で良いのではないか、と。
 評論を掲載したのは、その作品の良し悪しは別にしても、僕は蛇足であったと思います。
(以上 2005/03/10 12:10 まだ追記するかも)

フリートラックバック・エントリって、要る?

2005-03-09 | Trackback
 もしかしたら僕って、「このブログがすごい!BLOG」スタッフにとって、もっとも嫌がられている読者なんだろうな。イチャモンつけまくりですよ。

これまでのイチャモン(いや、単なるイチャモンのつもりは毛頭ございませんが)
ニュースに言及したブログが読みたい
ブログでは空白の使い方が大切、ですか?
ブログ診断始まってます

 今回はこれ。

このブログがすごい!BLOG:フリートラックバックのススメ

あるエントリーに
「ここはフリートラックバックでーす。
私のブログを見て!って人や
私に興味を持ってくれた人、
内容を問わず気軽にトラバください」
と書いてアップするだけ。

きっと、今までトラックバックをくれなかった人も
たくさんトバラをくれるはずです。

あと、そんなエントリーがあったら
あなたも気軽にトラバがかけられますよね。

 この記述から考えると、恐らく「このブログがすごい!BLOG」の岡部さん(全てのエントリが岡部さんの手によって書かれているものなのかは、分かりませんが)は、雑談型コミュニティを形成するブログを推奨しているのでしょう。このブログがすごい!2004では、そうは読み取れなかったのですが。立ち読みしかしてませんが。
 
 仲良しコミュニティを形成するブログを推し進めるのなら、この「フリートラックバック・エントリ」、確かに悪くないと思います。また、本来そうしたトラックバックを望まない人にとっても、質の低いトラックバック(受信側の記事に言及しない、または、関連していても受信側記事の内容よりも著しく乏しい記事のトラックバックを、僕は「質の低いトラックバック」と認識しています)を一箇所に寄せ集めることが出来て、ブログの中にゴミ集積所(…は言いすぎか)を作ることが出来るかもしれません。
 どちらにしても、それなりに有効な手段だと思います。えぇ、「それなりに」
 実際僕も、記事の内容にあまり関係のないトラックバックでも、頂ける物なら頂いてしまおうと、この手の「フリートラックバック・エントリ」の設置を考えていた時期もあります。
 しかしそれを実行することはありませんでした。
 以下、その理由です。
  • 宣伝目的のトラックバックを送るような人は、こちらの意図とは無関係に送ってくることが多いので、「フリートラックバック・エントリ」が有形無実化する可能性が高い。
  • 質の高いトラックバックがあっても、フリートラックバックによって、「最新のトラックバック一覧」から、あまり人の目に触れることなく埋もれてしまう。
  • トラックバックがあることは嬉しいが、数だけ集めても意味がない。
  • 読者によって、そこに寄せられたトラックバックを読んでも「面白い情報は得られない」という認識がなされると、結局そのトラックバックを読む者はいなくなる

 トラックバックスタンスは人それぞれだから、まぁ「勝手にやっておくんなまし(だけどここには仲良しトラックバックは要らないよ)」なのですけど、僕としては自分の記事を読んでもらって、それに対する補足や反論など、その話題が広がっていくことがトラックバックの面白さと考えています。お友達を作ることが目的のブログ同士が、お互いに宣伝トラックバックを送りっこすることを咎めようとは思いませんが、そうしたブログに寄せられているトラックバックって、良質な物があっても読むことがなくなってしまうのですね。
 恐らくは送られた本人だって「遊びに来てね」的なトラックバックがあると、(始めのうちは嬉しいかもしれませんが)結局相手の記事に対する興味とは別問題に、あたりさわりのない「トラバありがと」コメントを残して、ハイ、さよならですよ。これが「記事には関係のないトラックバック」の行き着くところです。
 うまくお友達になれればハッピーですけど、単なる宣伝トラバが増えちゃうと、とてもじゃないけど全てに対応できる物じゃないです。結果的にどうでも良いコメントを、無理して書いてきてそれっきり。
 
 コワイのは、そうしたトラックバックが蔓延してしまうことにより、新規ユーザーが「トラックバックとはそういうもの」という「間違っていないのかもしれない」が「決して正しいとも思えない」認識を「トラックバック原点」と誤認することですよ。
 そういう可能性があるものを、年毎に「すごいブログ」を発掘していこうとする本の編集部が推奨することを、僕は感心できません。
 それとも2005年版は「もっとも大きなお友達コミュニティの中心」ブログが、最優秀ブログになることが決まっているんですかね?
 
 
 
 
 
 ……あ、もしかしたら多すぎるブログを篩いにかけるために、「フリートラックバック・エントリ」があるブログは無条件に選択肢から外すとか?



んなわけないッ!


削除した記事のコメントが読めてしまうことについて

2005-03-09 | goo BLOG
 きっとバグじゃないかと思うので、是非対応いただきたいことなのですけど、実はgooブログ、「消したはずの記事のコメントが読めてしまう」のですね。検索サービスのキャッシュじゃなくても。
 検索サービスのキャッシュだと、検索ロボット巡回間隔の狭間に書かれたコメントは、キャッシュにさえ残らないはずですが、単純に記事だけを削除した場合、記事は読めなくても、そのコメントは全て読むことが出来るのです。
 ちょっと問題アリ、じゃないですか?
 
 ブログ主によって「記事を削除しなければならない理由」というのは、いろいろあることだと思います。
  • 気付かすに反社会的な内容を書いてしまい、それを指摘された
  • 他のブログ主とつまらない喧嘩をしたが、和解した
  • いわれのない中傷を受け、その記事を消去したくなった
 挙げていけば、いくつも考えられると思います。
 中には「一度記事として挙げた物は、いかなる理由があっても削除しない」という人もいると思いますが、少なくとも法に触れるようなエントリは、そのことに気付いた時点で削除すべきでしょう。
 コメントを寄せていただいた方々には、新たに別記事でも立てて事情説明し、謝罪も必要になるかと思います。

 ときどき、記事やコメントが消されたことに対して、鬼の首でも取ったかのように、削除したことを非難する人を見かけますが、記事もコメントも、その削除の権限の一切はブログ主(と、サービス提供会社)にあるもので、ブログ主の都合に悪いコメントを削除しても、基本的には何の問題もありません。
 ただし、意見を述べるようなブログにおいて、自分にとって不利なコメントばかりを常に消してしまうような人は、ブログ主としての資質を問われることになると思いますが。

 話がずれちゃいました。
 あんまり頻繁に記事やコメントの削除を繰り返すのはどうかと思うけど、「削除をしなければならない理由」がハッキリしていれば、僕は削除した方が良い、と考えます。それなりに苦労して書いた記事は、出来ることであれば削除したくない物でしょうが、正当な理由があって「削除しなければならない」記事・コメントは、それ以上、他人の目に触れることのできる場所に置いておくものではないでしょう。
 ブログは「個人の物」ですが、ブログの置いてある場所は「公共のスペース」なのです。
 
 で、冒頭で書いた、gooブログにおける「削除した記事のコメントが読めてしまう」問題なのですが、何らかの理由があって、その記事を削除する場合、先に、該当記事に寄せられたコメントを全て削除してから、記事本文を削除、という形を取らないと、コメント欄表示用のURLをダイレクトに入力することによって、いとも簡単に「消したつもりの記事のコメント」が読めてしまうのですね。
 しかも、そうなってしまうと、ブログ主にはそのコメントを消す術がなくなってしまう。
 記事本文のみに「消さなければならない理由」があるものであれば、さほど問題視することでもないですけど、「消さなければならない理由」がコメント欄にも及ぶ場合、ブログ主の意に反してコメント欄が生き続けてしまう事になりませんか?
 ブログ主本人のみにとって「不快なコメント」が残るのであれば、記事を削除した本人さえ我慢すればよいことですが、仮に第三者の個人情報が書き込まれたコメント欄の場合、ブログ主にさえも削除手段がないのは、僕は大きな問題と考えますが、いかがでしょうか、スタッフ様。
 
 
 
 まぁ、そこまでして「消された記事のコメント欄」を読む奴も、そうそういないことかもしれませんが。