篠崎博見ミュージアム

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案の定、がっかりなドキュメンタリーでした

2014-08-10 00:41:38 | その他
NHKで放送された「アニメーションは七色の夢を見る」を見た。
「思い出のマーニー」と「山賊の娘ローニャ」の制作を追ったNHKのドキュメンタリーです。

忙しいので、録画しておいたのを今さっき見たのだが、がっかりな内容だった。
以前の「借りぐらしのアリエッティ」の制作を追ったドキュメンタリーはとてもすばらしかった。
もちろん、映画そのものも良かった。

しかし、今回の「アニメーションは…」は「思い出のマーニー」に便乗して「山賊の…」を宣伝しちゃおう感が出ていて興ざめ!
二人の監督を対比させたような構成になっていたけど、それも無理矢理こじつけたように見えちゃったし、本当に残念。
もっと、それぞれの制作現場を丁寧に追った物を見たかった。
それぞれを別のドキュメンタリーにするべきだったね。
NHKが変な欲を出して、「思い出の…」に便乗して、良い素材を台無しにしちゃったように感じました!!

この番組のタイトルを見て、放送される前から、つまらないドキュメンタリーになっていなければ良いんだけどな、と思っていたのだが、予感的中。
番組の後半では、「「山賊の…」の予告編が完成しました」と制作風景を追っているふりをしながら、ちゃっかり予告編を放送。

このドキュメンタリーの中で、マロさんが良いことを言っていたじゃないですか。
「適当に作ったものは、適当にしか届かない」
「大変な思いをして作ったものこそが、見ている人の心に迫る」

勝手な想像だけど、「山賊の…」がNHKで放送されるアニメじゃなかったら、宮崎五朗さんが監督でも、「思い出の…」と抱き合わせのドキュメンタリーにはしなかったんじゃないかな?

抱き合わせにしたせいで、それぞれの内容が薄くなってしまっていた。
残念な番組でした!!

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