風と足跡

林住期から遊行期へ

新型コロナウイルス感染症TV番組に関して

2020-04-19 07:00:04 | 私はこう思う
新型コロナウイルス感染症(コロナ)拡大が止まらず、憂鬱、不安の毎日である。TVなどでは、政治家、医療関係者、評論家などが様々な意見を述べ合っている。
言論は自由であるので、何を述べるのもいいが、現場から離れた人の意見は緊迫性や説得性にかける。国会議員の意見は、与党では政権擁護、野党では政権批判を繰り返すのみ、悲しい。医療関係者、評論家はダラダラと一般的な解説を行うのではなく、専門知識を背景にし、「今、どうすべき」との明確な提言を政治家にすべきである。
意見を述べ合うことが重要なのではなく、意見を通して、国民や政治を動かし、問題解決をすることが重要なのだから。
その点、現場の指揮をとる知事・医師の熱意には感心する。国会議員から知事に転職した方からは、この人がこんなことが言えるのか、と驚くことがある。現場での医師も討論番組で見る医師とは比較にならない凛々しい。拍手を送りたい。