今回はお寺さんに参拝に関する事をまとめて書いてみようと思います。
仏教ファンである私が個人的におこなってる事や参拝時の持ち物の紹介をしたいと思います。
なので、これが正式な参拝の仕方だとか言うのでは無く、最低限マナーをまもり楽しく参拝する為の事ですので
少々いつもより長くなりますが、
どうか最後までゆっくり読んで頂けたら嬉しいです。
先ずは持ち物ですが、数珠です。
真言宗では念珠と言います。
私は弘法大師空海様が好きですし、何かと真言宗に縁が有るので、念珠は真言宗の本式念珠108玉を用意してます。
紫檀で作られた物で確か7000円弱くらいの値段でした。
私は持ってませんが
梅で作られた念珠も安い物だと4000円位で買えるみたい。
材質などで高価なものだと十数万円するものまでピンキリですが値段が高い程良いと言う訳では無いので生活レベルに合わせた予算でデザインや好みの色で選べば良いと思います。
でも念珠は特に無ければ参拝出来ない訳ではありませんが、仏教ファンを自負するからには用意しておきたいアイテムですよね。
右側の茶色い念珠が真言宗本式念珠
紫檀108玉です。自宅仏壇前で使ったり本腰入れて参拝に行く時に持ち出します。それ程高い値段じゃ無いけど私にとっては高級品、とにかく天然木素材は良いですね。
左側のはブラックパールと水晶の
真言宗本式念珠108玉で
150000円では有りませんよ。
👆私の安月給では買えません(泣)
プラスチック製の念珠
値段は1500円でした。
まるでおもちゃみたいな質感(笑)
しかしこれでも立派な真言宗本式念珠ですので毎日、持ち歩き用で御守代わりに持ってます。行先で見かけた寺院で参拝した時に使えますし、もし壊れても安い物だからと気兼ね無く使ってますが念珠は仏様と同じ扱いだと、和尚様に教えられたので、安い念珠も大切に使ってます。
もしこれから購入を考えてる方は
信仰してる宗派ごとにデザインや作りに違いが有るので宗派にごだわる方や菩提寺が有る方は自分の家は何宗なのか調べてから、購入する事を勧めます。
次は納経帳(御朱印帳)です。
参拝後に社務所で御朱印を授かります。御朱印帳は行った寺院の参拝した記録となり後に見返した時に参拝した時の思い出がよみがえり、また参拝しに行きたいな!とか前回は春の桜の時期に行ったけど次は秋の紅葉の時期に行ってみたいなぁ〜と、参拝に行く気力の元となります。
私のはアマゾンで購入した安価なタイプの御朱印帳ですが、安いからと見劣りする訳ではありません。
デザインや色も様々なのが有るので気にいった物を選べば良いと思います。
それと、お賽銭用に財布とは別に小銭入れを用意しとくと良いと思います。
以前、お寺さんでお参りした時に財布の中に1万円札と小銭が一円玉数個しか無くて、さすがに1万円札を出す勇気は無くて3円のお賽銭にした事が有りました。(笑)
今は小銭入れに御朱印用の五百円玉やとお賽銭用の小銭百円玉や十円玉を数個を入れていつでもお参りできるように持ち歩いてます。
境内に入るには、なるべく山門(正面入り口の門)から入るようにします。
門の手前で立ち止まり合掌して一礼して門から足を踏みいれるのは右足から入ります。入口に入ってから手水舎が有れば柄杓を使い左手、右手、口の順番で浄めていきますが、口をすすぐ時には直接柄杓から口では無く左手に水を注いで口をすすぎます。
最後に使った柄杓を浄めて元の位置にもどします。細かい作法も有るらしいけどそれよりも、なるべく音を立てずに丁寧に静かに行なう事が大事です。
本堂に行くまでに、お地蔵様や観音様が祀られてましたら近い順に立寄り奥へと順番に参りしていきます。
観音様の仏像が有りましたら、念珠を持ち合掌してご真言を唱えますが観音様の種類により真言は違いますので観音様の種類が解らなければ私はオンロケイジンバラキリクソワカと唱えてます。ご真言は三唱もしくは7唱唱えて、時間に余裕が有れば延命十句観音経を三唱してます。最後に一礼します。
弘法大師空海様の像が有れば、南無大師遍照金剛と三唱して念珠を持ち合掌して般若波羅蜜多心経を唱えてから一礼します。
本堂に着いたら、お賽銭して念珠を持ち合掌し御本尊様の真言を三唱して
最後に一礼して参拝終了です。
参拝終了しましたら、社務所へ御朱印を授かりに向かいます。
御朱印を貰うページを開いて御朱印を授かります。
御朱印を戴いたら御布施料金を支払い、写真撮影不可能な場所の有無を確認してからカメラで寺院の写真撮影するような流れになります。
お寺さんにより違いますが、とくに御本尊の撮影を禁止してる場合が有るので確認は忘れずにして気をつけます。
国宝に指定されてたり文化財となってる場合は写真撮影は禁止になってます。たいてい目立つ場所に立札か看板などに書いてあります。
退出する時も山門を出ましたら、一度本堂側に向きなおり、一礼して全て終了となります。
参拝中に注意すべき事もいくつか有ります。
手水舎の説明でも書きましたが、細かい作法よりも、静かに丁寧にする事が1番大切です。
少し位、作法を間違えてもお坊さんに叱られる事はありません。
むしろ、完璧な作法や手順で参拝しても構内で騒いだり、連れとの会話で大声で話をしたりする事をお寺さんでは嫌がりますので、マナーを守って楽しく参拝するように心がけましょう。
御朱印を授かる場合は必ず参拝お参りを済ませてから頂きに行きましょう。
ご住職様が法要中(毎日のお勤め読経など)で時間が掛かったり、断られる場合も有りますが、当日なら何時頃出来るか相談してくれます。
決して無理強いして頼むのは駄目です。私の場合は基本的に午前中に参拝しますので一時間位なら待ってたり
食事を挟んで、午後にもう一度行ったりして御朱印を授かります。
般若波羅蜜多心経やご真言を唱える時に声は程よく自分の耳に聞き取れる程度の音量で唱えます。
あまりデカい声だと恥ずかしいですし
他の参拝者にも迷惑ですからね。
お賽銭箱に賽銭を入れる時も投げ入れる事はせずになるべく大きな音がならないようにお賽銭を入れます。
それと御朱印に関しても注意する事が有ります。仏閣だけで無く神社にも参拝する方、は神社用と寺院用と別ける事を勧めます。
特に神社関係ではお寺さんの朱印が有る場合は嫌がる場合が多いらしいです。中には神社から叱られた方が居たと聞いております。
仏閣関係ではそれ程気にする寺院はあまり有りませんが、日蓮宗の一部のお寺さんでは同じ寺系で有るにも関わらず宗派の違う御朱印が有る場合で御朱印を断られる事も有るらしいです。
なので宗派問わず御朱印集めしてる方は宗派別に御朱印帳を用意するなど対策しておいた方が良いと思います。
私は、真言宗以外の寺院では参拝はしますが、今の所は御朱印は真言宗寺院のみで集めてます。
まぁ、時間の問題でそのうち御朱印帳を買い足して他宗派の寺院でも集め出すとは思いますが!
そんな感じですから
せっかく気持ち良く参拝して、楽しみにしてた御朱印を授かり社務所に行ったら、この御朱印帳は他の宗派の朱印が有るのでお断りします。
なんて言われたら、がっかりしてしまいます。がっかりするだけならまだ良いですがこんな寺に二度と来るか!と、そんな気持ちにもなるかもしれません。
せっかく楽しく気持ち良く参拝しても
そんな事になればその日、1日が台無しになってしまいますよね。
特に神社はちょっとした細かい事が重要視されてる場合も有りますので注意して下さい。
最後に参拝とは関係有りませんが
最近、インターネットの個人販売が
流行ってますのでいくつかの個人売買サイトやアプリが有りますが、その中で御朱印を販売してるのを良く見かけます。
勿論、法律上や個人売買サイトの規定では御朱印の販売は禁止はされてません。しかし
御朱印とは、本来は神社や仏閣にて参拝した折に授かる証明のような物ですからネットで購入するような物ではありません。
そもそも私達は御朱印を神社や仏閣から購入してる訳では無く御布施をして御朱印を授かっているのです。
ここから下は現在
御朱印を売買サイトで出品されてる方や、出品された御朱印を買われた方に読んで頂きたいです。👇
御朱印とはどのような物か知らないで販売してる方でしたら、こういった情報から学んで頂く事ができるので救いようも有りますが
もし、知っていて解ってて商売目的で販売してる方はどのような理由が有るにせよ即座に辞めて頂きたくようにお願い致します。
参拝者に対して想いを込めながら御朱印を書かれた神主様やご住職様に対しても失礼極まりないですし、そうした事を知らずに、購入された方も本当に気の毒でなりません。
また購入する方の気持ちは、私としても凄く良く解ります。確かに御朱印帳に朱印が増えて行くと嬉しいですし楽しいです。
まして、わざわざお寺さんに出向かずに自宅でごろ寝しながらスマホ1台でポチッとするだけで欲しい御朱印を家まで届けてくれるのですからね。
しかし、参拝もせずにネット販売で買った御朱印など思い出や心に残る参拝経験も何も無い訳です。
例えば10年後や20年後に、その御朱印を見ても何も感情を湧く事もありませんし虚しくなるだけです。
ですから、御朱印として価値は全くありません。
もし、うっかり以前に個人売買のネットで御朱印を買ってしまった経験が有る方は、もう二度と絶対にそのようなネット販売から御朱印を買わないようにして頂きたいと思います。
このような書き込みした事で、私の事を生意気だとか思われても一向に構いません。
例え10人の内の1人だけでも、心や考え方をあらためてくれて頂けたら私は仏教ファンの1人として本望で有ります。
ってな訳でして
私は仏教を心より愛する故に、今回の最後は変な書き込みとなり気分を害された方がいらっしゃるかと思います。大変申し訳ございませんでした。
深くお詫び申しあげます。
m(_ _)mゴメンナサイ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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