潮待小屋

強風に負けた「へたれ」釣師

 

シケ気味の海には、いい波が立っていた。
でも,釣りにはNGだった・・・。


今日は久しぶりの釣行。
アジ釣り用のタックルを車に積み込んで、深夜、自宅を出発。
天気予報では南西の風が強いと言っていたが、なんのその。
3週間ぶりの釣りなので、気合も入る。

BGMは、"COVERDALE・PAGE"。
元ホワイトスネイクのデビッド・カバーデイルと、元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジのユニットだ。
タイトなビートが心地よい。
まさに、今日の気分にぴったり!

国道128号線を南下。
大原を過ぎ、御宿に差しかかったあたりから、南の風が強く吹き始める。
ちょっと嫌な予感がする。
南風を避けられそうな釣り場をいくつか思い浮かべながら、まずは浜行川へと向かった。

朝3時半、浜行川漁港に到着。
車を降りて、堤防に出てみるが、予想以上に強い南西の風が吹いている。荷物も飛ばされそうな風だ。
堤防には2名の先客がいたが、これでは釣りにならないだろう。

その後、興津、松部、川津、豊浜と、南側の背後に山や崖のあるャCントをチェックして回るが、どこもかしこも、はんぱでない風が吹き荒れている。波のうねりも大きい。
こりゃあ、だめだ。
ヒラスズキ釣師なら泣いて喜ぶコンディションかもしれないが、あいにく私は軽装カゴアジ釣り師。
この荒れ模様の海で釣りをする度胸はない。
そのうちに、夜がしらじらと明けてしまった。

がーん。
せっかくの気合も空振り。
結局、竿を出すことなく、港の駐車場で仮眠をとって、帰路に着いた。
帰りに見た海は、大勢のサーファー達で賑わっていた。
みんな、俺の分も楽しんでくれい・・・。
昨晩、出発したときとは打って変わって、とほほな気分。
帰りの車中のBGMは、ジョン・コルトレーンの"LOVE SUPREME"。
至高の愛で、包まれたい・・・。(なんのこっちゃ)

  

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