昨日に続いて、今朝も釣りに行ってきた。
大原のカイズとエンピツサヨリがどうしても気になったからである。
今日は奥さんが用事があって朝8時の電車で出かけるというので、車で駅まで送ってやらないといけない。
そのためには、大原に居られるのはギリギリ朝7時までだ。
いざ、タイムトライアルに出発!
夜明け前の朝4時過ぎ、大原漁港に到着。
旧赤灯横の岸壁に車を横付けして、竿を出す。
電気ウキのフカセ仕鰍ッ。餌は青イソメ。
時合いはちょうど満潮の潮止まりである。
このャCントは、潮が流れていないと釣れない。
配合コマセを足元に撒きながら、潮が流れ出すのを待つ。
朝日が昇り、すっかり明るくなった朝6時、下げ潮の流れが左から右に動き出した。
いよいよである。
餌を活きのいい青イソメに取り替えて竿下に垂らしてやると、いきなりウキがスパッと消しこんだ。
水面近くで左右にぎゅんぎゅん横っぱしり。
上がってきたのは、秋の人気者、「メッキ」。
カスミアジやロウニンアジなど南の海に棲むトレバリー類の幼魚であるが、いわゆる「死滅回遊魚」であり、水温が下がる冬になると死んでしまう。
どんどん釣って、供養してあげよう。
その後も、タカノハダイや大きなショウジンガ二が竿を曲げるが、お目当てのカイズの姿はまだ見えない。
エンピツサヨリ(サヨリの新子)の群れも、10月2日現在、まだ接岸していないようだ。
タイムアップまであと10分。
時間切れか・・・というところで、メッキとは明らかに違うアタリ。
上がってきたのは、ん?キビレ・・・?
よくよく見ると、キビレではなく「ヘダイ」の幼魚だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/61/22c6598999cc4dc0a396a615ebf988f0.jpg)
ようやくチャンス到来!・・・というところで無念の時間切れ(泣)。
筋金入りのあっしー君こと管理人は、そそくさと荷物を片付け、奥さんを駅まで送るために帰路に着いたのでありました。
ちゃんちゃん。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e1/0a2184f9eb8913be4dc55fa2d5adf1e3.jpg)
写真のCDジャケットは、ジョージ・ウインストンの「オータム」(1980)。
昔、友人にカセットテープに入れてもらって、本栖湖や西湖でウインドサーフィンをした後にキャンプしながらよく聞いていた。
焚き火の炎を眺めながら、ストレートのバーボンをちびちび。
空には満天の星。
優しいピアノの音色がとても心地良かった。
その友人は、数年前、幼い子を残して若くして癌で亡くなった。
私はレコード屋に行って、あのときのCDを探して買ってきた。
今はただ、冥福を祈る。