先日の勝浦・墨名堤防でのカツオ・フィーバーが忘れられない管理人。
この一週間というもの、寝てもさめても、心に想うはカツオのことばかり。
クライアントの顔までカツオに見えた。
そして、ついに今日は待ちに待った週末。
気合いを入れて出漁である。
はたして、勝浦湾にカツオはまだいるのだろうか？
深夜２時、車に荷物を積み込んで、自宅を出発。
カーオーディオには、お気に入りのＣＤを挿入。
STYX "PARADISE THEATER" (1980)
♪Tonight's the night we'll make history
as sure as dogs can't fly
今夜、僕等は歴史を作るんだ
そうさ、絶対にね
♪Here at the Paradise
このパラダイス・テトラで！
途中の釣り餌屋で餌を仕入れ、まだ夜明け前の真っ暗な勝浦漁港に到着。
車を停めて荷物を降ろし、墨名堤防へと向かう。
港内の岸壁は、既に大勢の釣り人で満席状態。
竿を出すスペースはほとんどない。
さすが、外房きっての人気釣り場だ。
しかし、外側のテトラにはまだたくさん空きスペースがある。
管理人の定位置、突き当りのフェンス手前のテトラに釣り座を構え、さっそく準備開始。
明るくなるまではとりあえずアジを釣って、お土産確保♪
磯竿２号に魚皮サビキ仕鰍ｯをセットして、テトラ際から５ｍほど先のャCントに投入。
タナは１ヒロ半。
ここのアジはテトラ帯に沿って回遊してくるので、みだりに遠投してテトラから仕鰍ｯを離してしまうと釣果が伸びない。
目の前のャCントを手返しよく釣るのがこのテトラでのコツだ。
ただし、あまり仕鰍ｯを近づけすぎると沈みテトラに根鰍ｩってしまうので注意。
かならずテトラから５ｍ程度離すこと。
暗いうちはアタリも遠かったが、夜明け直後、管理人の読み通り大きな群れがやってきてフィーバータイムに突入。
１投ごとに２～３匹の入れ鰍ｩり。
魚が表層に浮いてきたのでウキ下をぎりぎりまで浅くしてやると、いきなりパーフェクトの６匹鰍ｯ！
楽しい～♪
釣り始めて２時間ほどで約５０匹のレギュラーサイズのアジを捕獲し、本日のお土産確保の任務を終了した。
さて、お次ぎはいよいよカツオ祭だあっ！と言いたいところだが、残念なことに、
カツオ、居ませんっ！
先日の月曜日は、湾内全体にナブラが立ってそれはもうすごい騒ぎだったのだが、今朝の勝浦湾はまったく何事もなかったかのように平穏で穏やか。
足元の海面を見ても、餌の小魚（シラス）が群れている様子はない。
ボラの群れがのんびり泳いでいるのが見えるだけだ。
おそらく、餌のシラスの群れが湾の外に出てしまって、それに附いてカツオの群れもどこかに移動してしまったのであろう。
カツオ・パラダイスは閉幕。
うーん、残念。
このまま引き下がるのも悔しいので、とりあえず準備しておいた糾pをあてどなく投げてみる。
何投かするうちにメッキがヒットしたが、悪いけど今日のところはお呼びでない。
その後しばらくキャストを繰り返してみたが、結局メッキ以外に糾pを追う青物の姿は見られなかった。
朝９時、すっかり日も高くなってしまったので、不完全燃焼のまま本日の釣りを終了した。
ちっくしょーっ！
来年また釣ってやるから、おぼえてやがれっ！
＜本日の釣果＞
アジがたくさん。捌くの大変。
ちなみに、港内ではメッキとカワハギがたくさん釣れていた。
これらを専門に狙ってみても面白いかもしれないね。
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本日の晩酌は、久留里の地酒、福祝「久留里城」純米酒。
端麗辛口のきりっとした飲み口は、魚料理によく合う。
やっぱ、房総のアジを肴に飲むなら、房総の地酒でしょ♪
