風のアルバム

些細な記憶の断片
或いは今日の雑感

静寂 

2025-01-24 08:00:09 | 日記

 

18才まで陸上競技を本気でやっていました

中長距離が専門種目でした

シーズン中は競技場トラック、冬場はロードレースが

主戦場となりました

それなりの研鑚は積んでいたので

小さな大会では先頭に立つこともありました

先頭にはいつも特別の静けさがありました

沿道にはまばらに見物人がいたり、係員がいたりして

様々な物音はしていたはずなのに

先頭を走っている時、私には風を切って行く音と

限界に向かう自身の荒い呼吸だけが、シーンとした

空気の中で聴こえるのでした

 

その時の感触が今も体内に残っています

実際に味わうのはもう無理であるその感触を胸に

今週末11.2kmのレース、走ってきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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