ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

秋惜しむ

2019-11-05 | 昭和の親父
     


     昭和のバーの片隅で秋惜しむ


     ひなびたる湯の町に来て秋惜しむ


     


     揚げパンに昭和を嗅ぎて秋惜しむ


     くたくたになるまで歩き秋惜しむ


     知らぬ町ほっつき回り秋惜しむ


     


     明治昭和かをる湯屋にて秋惜しむ


     


     「秋桜」と云ふ庵に来て秋惜しむ


     リムジンを書斎代わりに秋惜しむ


     スポーツカーぶっ飛ばして秋惜しむ