ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

母のさと駅のホームに石蕗の花

2019-11-11 | 花の俳句
     


     半日を籠りし日々や石蕗の花


     


     古民家の苔むす石や石蕗の花


     コーヒーや古民家カフェに石蕗の花

古民家を、中を改装してカフェやレストランに使ってるのをちょいちょい見かけます。また、そのままで、何か催しをしたり。展覧会など。


     


     繋がれし猫の目つきや石蕗の花

別な場所ですが、石段の陰で顔だけ覗かせてコワイ目で睨んでいました。いつも繋がれたままなのかな。番犬ならぬ番猫みたいでした。民家の少ない所なのに。自由にさせたら穏やかになるのでは?と、ちょっと可哀そうに思えました。近寄ったら飛びつかれそうでした。写真を撮ったけど、あまりにオソロシイので止めました。近くの道端に石蕗の花があちこち咲いていました。





     葉に斑を好む齢や石蕗の花

石蕗の花は正直なところ、特に関心のない花でした。それが、斑のある石蕗の花が好きと言う方を知ってから目に触れたら足を止めるようになりました。そうして年月が経つうちに僕も斑のある石蕗の花を好むようになっていました。


     


     花石蕗の映ゆる水面を揺する鯉