ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

短日・日短・暮早し

2019-11-17 | 冬の俳句
     


     短日や出港前の窓明り


     


     短日の日の暮れ残る石畳


     


     駅裏の旅館のひそと暮早し


     


     短日のすれ違ひし猫の尾かな


     短日の帰りそこねた雀かな


     不安気に鳴く鳥どちや暮早し


     スーパーの値引きの刻や日短か


     短日の思ひえがくは肴かな