朱雀七星士柳宿(ぬりこ)メインの物語。
妹の事故死から6年後、妹の生き写しになった柳娟は雪ヶ瀬村に訪れる。そこでは彩賁帝の後宮候補と100年ぶりに蘇った雪夜叉伝説があり、いずれも自分と白蓮という娘のどちらかを選出するという。
<プロフィール>
本名:迢柳娟(ちょうりゅうえん)
出身地:紅南国栄陽
身長:166cm
生年月日:3月10日
年齢:18歳(初登場時)
血液型:B型
趣味:おしゃれ、女装
字が現れる部分:左胸元
能力:怪力
距星:うみへび座δ星
備考:妹康琳(こうりん)が事故で失ったのを堺に妹の名を名乗り、生き写しとなった。
<雪の序章>
妹康琳が馬車にひかれ死んでいったのを見た柳娟は、妹の身代わりになろうと女装し始めてから6年後。両親からの勧めで、雪ヶ瀬村に住んでいる遠縁孫淳(そんじゅん)の家でホームステイすることに。孫淳には芙蓉(ふよう)という12歳年下の新妻がいた。その夜、雪ヶ瀬村に100年ぶりの雪が降ってきた。その時、村を守ってる女神岳(めがみだけ)から人でも獣ではない不気味な咆哮が聞こえた。
<都の使者>
雪景色となった雪ヶ瀬村に都の使いがやって来た。その内容は彩賁帝(さいひてい)の後宮として迎え入れようとと村娘から1人だけチョイス。その暁として多額な褒賞金を支給され、その人の出世に応じ別途また支給されるという。
金目にくらんだ老人達が孫娘を推薦する中、白蓮(びゃくれん)という少女が彩賁帝に会わせたいと名乗り出る。さ後宮に興味ない康琳だが、白蓮の傲慢な態度が気に入らないと自分もと啖呵を切った。
<お釜の道>
白蓮に宣戦布告してから数日後、村娘たちからの嫌がらせの標的にされた康琳は雪ヶ瀬村地主の子息である珠玉(たまたま)の家に寄る。珠玉は白蓮の兄天文に激ラブなほどのおネエキャラ。康琳の正体をすぐ見破り、左胸元にある印をみて、朱雀七星士の1人柳宿であると認識。柳娟が生まれてすぐ覚醒し、簡単に持ち上げられるほどの怪力を持っていたと。でも自分が朱雀七星士だという実感がないし、興味すらない。放り込まれた怪奇手紙を珠玉に見せる。最後の文〝雪夜叉に食われてしまえ〟を問いだしてみたが、珠玉は知らないと言葉濁す。珠玉が席を外したとき、 地主と毛長老が雪夜叉が100年ぶりに蘇ってしまったという話を小耳に挟む。
<血の匂い>
見せ物小屋から脱走した尾宿(あしたれ)は雪夜叉伝説をかぎつけて吹雪く雪ヶ瀬村にやって来た。飢えをしのごうと村中にある家畜を貪った。その残骸は村中の噂となる。
野菜しか食べない芙蓉が、子を宿したのを境に卵や鶏肉蒸しブタブロックまで貪るように口にするようになる。
<生贄の掟>
康琳は孫淳に1人で外出しないでくれと言われて軟禁状態。珠玉の余所余所しい態度や村老人が孫娘を後宮入りして欲しいと猛烈なアピールからして雪夜叉伝説を知っているんじゃないかと推測。雪ヶ瀬村に伝わる雪夜叉とは初雪の降る晩に女神岳から雪夜叉の咆哮が聞こえてきたら、満月の晩まで村一番美しい娘を生贄に差し出さなくてはならない。それに逆らえば村に恐ろしいたたりが降りかかるという。それも都の使いが後宮抜擢に来た日と敵っていたという最悪な事態だった。生贄並びに後宮候補は康琳か白蓮のどちらかで絞られるがいずれにしても天国と地獄の選択。この前女神岳から聞こえてきた咆哮や家畜の残骸が本当に雪夜叉なのかと不思議に思った。天文が身を隠しながら康琳のとこに来た。空き小屋まで連れて康琳を押し倒した。天文は康琳が柳娟であると知らず一目惚れしてしまった。康琳と妹(=白蓮)を救うには康琳を犯し、妹を後宮に入れさせれば雪夜叉の生贄から逃れられるという天文の考えだった。天文に襲われそうなとこ、珠玉が来てくれたおかげで免れた。
<禁断の夜>
白蓮は母親が発作を起こした母親のために隣村から薬をツケ払いでゲットし、帰るとこだった。隣村と雪ヶ瀬村につながる吊り橋を渡るとき、足宿と遭遇。襲われそうになるとこを自分を心配して駆けつけてきてくれた康琳に助けられる。尾宿は康琳の怪力で谷底へ落ちていった。
康琳は雪嵐がやむまで白蓮を連れて無人小屋に入る。白蓮は康琳に助けてくれたお礼の言葉と彩賁帝の後宮を志願した理由を打ち明ける。
柳娟が康琳の生き写しになる前、白蓮は瑠璃色の毬を拾おうとした時、向かって来る馬車に引かれそうなとこをお忍びで街見物しに来てた彩賁帝に命を救われた。事故で死んでいった康琳にもこのようにしてくれたら、悲しい結末にならなくって済んだかもしれない。白蓮はいつか彩賁帝に会ってお礼がしたいと後宮入り候補を名乗り出したという。康琳は白蓮の体を温めて一夜を過ごした。
<朱雀の証>
雪がやんだ翌日、食い尽くされた旅人の死骸が散らばっているのを発見。康琳は自ら雪夜叉の生贄になろうと孫淳に置き手紙を書き、珠玉のとこへお世話する。珠玉のビューティテクニックで康琳ルックスはピカイチ。その美貌で村人達にアピールする。それが白蓮の誤解を招く事に。
<満月の娘>
都からの使いがまだ来てなく、満月の夜が訪れた。康琳は孫淳の家に寄ると孫淳が放心状態になって突っ立ってた。芙蓉が自暴自棄になって山へ行ってしまったと聞かされる。
珠玉の家で毛長老たちが雪夜叉に差し出す娘を選考審査。康琳と白蓮のどちらか考えた結果、白蓮に白羽の矢が立った。こっそり聞いてた天文は妹に危険な目に遭わせたくないと急いで家に戻ったが、ときにすでに遅かった。白装束に身を包んだ白蓮は母親・兄・村人たちの様子がおかしいことに気づく。村人達は白蓮を御輿に乗っけて女神岳に向かったとき、康琳が白蓮の頬にワザと青アザを作り、入れ替わりに成功する。
<愛の結末>
女神岳の洞窟の中で1人となった康琳。竜巻の中から芙蓉が雪夜叉となって姿を現す。
芙蓉は100年前、村娘を食べ続けた自分に恥じ、人間になろうと肉を一切口にせず、村人たちの役に立てようと一所懸命働いた。孫淳に拾われ雪夜叉である自分を愛してくれてそのまま夫婦になった。平穏に暮らせるはずが、妊娠・雪夜叉とは別の咆哮(=尾宿)・血なまぐさい事件でずっと眠ってた雪夜叉の血を呼び戻してしまった。
康琳は雪夜叉と対峙するが、洞窟の中の猛烈な寒さと竜巻攻撃に悪戦苦闘。そんな時、白蓮が兄からすべて聞いて駆けつけた。雪夜叉は康琳を氷漬けにしようと呪縛を掛ける。白蓮は雪夜叉に捧げ、持っている松明を康琳の足下に放り投げる。雪夜叉の呪縛から解放したのも束の間、天井にある氷柱が白蓮の胸を貫く。白蓮は康琳の正体を知り、康琳がどんな姿でも康琳のことが好きだと恋告白をして息を引き取った。雪夜叉は怒りを露わに康琳を捕まえて締め付けるが、康琳に紅いオーラがほとばしる。雪夜叉がそのオーラに絶叫し、洞窟が崩れ始めた。雪夜叉の顔が芙蓉の顔に戻ったと同時に孫淳が駆けつけてきた。崩れていく洞窟岩を康琳が支える。芙蓉は夫に感謝の気持ちを残し、洞窟の下敷きとなって死んでいった。
<雪の終章>
女神岳の頂にあった洞窟が完全崩壊。雪夜叉伝説は雪ヶ瀬村から消えていった。康琳と孫淳は山から下りた。白蓮の遺体は天文の家まで運び、病死した母親の横に並べた。都からの使いが満月の日の翌日に来た。康琳は白蓮の遺志を継いで後宮入りする。
一方、雪夜叉の呪縛で氷付けにされた尾宿は馬車に乗っている康琳を見かけ、復讐心を燃やし、1週間後見せ物小屋に再び閉じ込められ、その後の1ヶ月後同じ青龍七星士の1人心宿に拾われた。
白蓮の形見である瑠璃色の毬をの彩賁帝とこに転がした。まりには謝謝という文字が書かれていた。白蓮のお礼が彩賁帝に届いた。彩賁帝に突き刺すような孤独感を感じ取り、彩賁帝への想いがやがて強くなっていくのであった。彩賁帝自身、後宮へ足を運ぶことがなく、再び顔を合わせたのは1年後だった。柳娟は、妹の生き写し兼朱雀七星士として生きていくことを失った妹と白蓮に心から誓った。
白蓮が6年前のあの日、向かってくる馬車から命を免れた少女。白蓮と天文が自分と妹と同様、双子のような兄妹仲だったと柳娟にとってちょっと複雑な心境。雪ヶ瀬に伝わる雪夜叉伝説復活、白蓮の後宮入りしたい理由を聞いて、白蓮を後宮入りさせようと一肌脱ぐ柳娟がたくましく見えた。白蓮を妹のようにかわいがってるし(^0^)
美朱が悩んでるとき、お姉さん的存在である柳宿(=柳娟)に相談するのもうなずける。
白蓮と天文兄妹の好きな人が同じだけど、白蓮は男女問わずなのに対し天文は康琳(柳娟であることを知らず)。天文がもし、康琳の正体を知ったら、どんな顔をするんだろう(^_^;)
妹の事故死から6年後、妹の生き写しになった柳娟は雪ヶ瀬村に訪れる。そこでは彩賁帝の後宮候補と100年ぶりに蘇った雪夜叉伝説があり、いずれも自分と白蓮という娘のどちらかを選出するという。
<プロフィール>
本名:迢柳娟(ちょうりゅうえん)
出身地:紅南国栄陽
身長:166cm
生年月日:3月10日
年齢:18歳(初登場時)
血液型:B型
趣味:おしゃれ、女装
字が現れる部分:左胸元
能力:怪力
距星:うみへび座δ星
備考:妹康琳(こうりん)が事故で失ったのを堺に妹の名を名乗り、生き写しとなった。
<雪の序章>
妹康琳が馬車にひかれ死んでいったのを見た柳娟は、妹の身代わりになろうと女装し始めてから6年後。両親からの勧めで、雪ヶ瀬村に住んでいる遠縁孫淳(そんじゅん)の家でホームステイすることに。孫淳には芙蓉(ふよう)という12歳年下の新妻がいた。その夜、雪ヶ瀬村に100年ぶりの雪が降ってきた。その時、村を守ってる女神岳(めがみだけ)から人でも獣ではない不気味な咆哮が聞こえた。
<都の使者>
雪景色となった雪ヶ瀬村に都の使いがやって来た。その内容は彩賁帝(さいひてい)の後宮として迎え入れようとと村娘から1人だけチョイス。その暁として多額な褒賞金を支給され、その人の出世に応じ別途また支給されるという。
金目にくらんだ老人達が孫娘を推薦する中、白蓮(びゃくれん)という少女が彩賁帝に会わせたいと名乗り出る。さ後宮に興味ない康琳だが、白蓮の傲慢な態度が気に入らないと自分もと啖呵を切った。
<お釜の道>
白蓮に宣戦布告してから数日後、村娘たちからの嫌がらせの標的にされた康琳は雪ヶ瀬村地主の子息である珠玉(たまたま)の家に寄る。珠玉は白蓮の兄天文に激ラブなほどのおネエキャラ。康琳の正体をすぐ見破り、左胸元にある印をみて、朱雀七星士の1人柳宿であると認識。柳娟が生まれてすぐ覚醒し、簡単に持ち上げられるほどの怪力を持っていたと。でも自分が朱雀七星士だという実感がないし、興味すらない。放り込まれた怪奇手紙を珠玉に見せる。最後の文〝雪夜叉に食われてしまえ〟を問いだしてみたが、珠玉は知らないと言葉濁す。珠玉が席を外したとき、 地主と毛長老が雪夜叉が100年ぶりに蘇ってしまったという話を小耳に挟む。
<血の匂い>
見せ物小屋から脱走した尾宿(あしたれ)は雪夜叉伝説をかぎつけて吹雪く雪ヶ瀬村にやって来た。飢えをしのごうと村中にある家畜を貪った。その残骸は村中の噂となる。
野菜しか食べない芙蓉が、子を宿したのを境に卵や鶏肉蒸しブタブロックまで貪るように口にするようになる。
<生贄の掟>
康琳は孫淳に1人で外出しないでくれと言われて軟禁状態。珠玉の余所余所しい態度や村老人が孫娘を後宮入りして欲しいと猛烈なアピールからして雪夜叉伝説を知っているんじゃないかと推測。雪ヶ瀬村に伝わる雪夜叉とは初雪の降る晩に女神岳から雪夜叉の咆哮が聞こえてきたら、満月の晩まで村一番美しい娘を生贄に差し出さなくてはならない。それに逆らえば村に恐ろしいたたりが降りかかるという。それも都の使いが後宮抜擢に来た日と敵っていたという最悪な事態だった。生贄並びに後宮候補は康琳か白蓮のどちらかで絞られるがいずれにしても天国と地獄の選択。この前女神岳から聞こえてきた咆哮や家畜の残骸が本当に雪夜叉なのかと不思議に思った。天文が身を隠しながら康琳のとこに来た。空き小屋まで連れて康琳を押し倒した。天文は康琳が柳娟であると知らず一目惚れしてしまった。康琳と妹(=白蓮)を救うには康琳を犯し、妹を後宮に入れさせれば雪夜叉の生贄から逃れられるという天文の考えだった。天文に襲われそうなとこ、珠玉が来てくれたおかげで免れた。
<禁断の夜>
白蓮は母親が発作を起こした母親のために隣村から薬をツケ払いでゲットし、帰るとこだった。隣村と雪ヶ瀬村につながる吊り橋を渡るとき、足宿と遭遇。襲われそうになるとこを自分を心配して駆けつけてきてくれた康琳に助けられる。尾宿は康琳の怪力で谷底へ落ちていった。
康琳は雪嵐がやむまで白蓮を連れて無人小屋に入る。白蓮は康琳に助けてくれたお礼の言葉と彩賁帝の後宮を志願した理由を打ち明ける。
柳娟が康琳の生き写しになる前、白蓮は瑠璃色の毬を拾おうとした時、向かって来る馬車に引かれそうなとこをお忍びで街見物しに来てた彩賁帝に命を救われた。事故で死んでいった康琳にもこのようにしてくれたら、悲しい結末にならなくって済んだかもしれない。白蓮はいつか彩賁帝に会ってお礼がしたいと後宮入り候補を名乗り出したという。康琳は白蓮の体を温めて一夜を過ごした。
<朱雀の証>
雪がやんだ翌日、食い尽くされた旅人の死骸が散らばっているのを発見。康琳は自ら雪夜叉の生贄になろうと孫淳に置き手紙を書き、珠玉のとこへお世話する。珠玉のビューティテクニックで康琳ルックスはピカイチ。その美貌で村人達にアピールする。それが白蓮の誤解を招く事に。
<満月の娘>
都からの使いがまだ来てなく、満月の夜が訪れた。康琳は孫淳の家に寄ると孫淳が放心状態になって突っ立ってた。芙蓉が自暴自棄になって山へ行ってしまったと聞かされる。
珠玉の家で毛長老たちが雪夜叉に差し出す娘を選考審査。康琳と白蓮のどちらか考えた結果、白蓮に白羽の矢が立った。こっそり聞いてた天文は妹に危険な目に遭わせたくないと急いで家に戻ったが、ときにすでに遅かった。白装束に身を包んだ白蓮は母親・兄・村人たちの様子がおかしいことに気づく。村人達は白蓮を御輿に乗っけて女神岳に向かったとき、康琳が白蓮の頬にワザと青アザを作り、入れ替わりに成功する。
<愛の結末>
女神岳の洞窟の中で1人となった康琳。竜巻の中から芙蓉が雪夜叉となって姿を現す。
芙蓉は100年前、村娘を食べ続けた自分に恥じ、人間になろうと肉を一切口にせず、村人たちの役に立てようと一所懸命働いた。孫淳に拾われ雪夜叉である自分を愛してくれてそのまま夫婦になった。平穏に暮らせるはずが、妊娠・雪夜叉とは別の咆哮(=尾宿)・血なまぐさい事件でずっと眠ってた雪夜叉の血を呼び戻してしまった。
康琳は雪夜叉と対峙するが、洞窟の中の猛烈な寒さと竜巻攻撃に悪戦苦闘。そんな時、白蓮が兄からすべて聞いて駆けつけた。雪夜叉は康琳を氷漬けにしようと呪縛を掛ける。白蓮は雪夜叉に捧げ、持っている松明を康琳の足下に放り投げる。雪夜叉の呪縛から解放したのも束の間、天井にある氷柱が白蓮の胸を貫く。白蓮は康琳の正体を知り、康琳がどんな姿でも康琳のことが好きだと恋告白をして息を引き取った。雪夜叉は怒りを露わに康琳を捕まえて締め付けるが、康琳に紅いオーラがほとばしる。雪夜叉がそのオーラに絶叫し、洞窟が崩れ始めた。雪夜叉の顔が芙蓉の顔に戻ったと同時に孫淳が駆けつけてきた。崩れていく洞窟岩を康琳が支える。芙蓉は夫に感謝の気持ちを残し、洞窟の下敷きとなって死んでいった。
<雪の終章>
女神岳の頂にあった洞窟が完全崩壊。雪夜叉伝説は雪ヶ瀬村から消えていった。康琳と孫淳は山から下りた。白蓮の遺体は天文の家まで運び、病死した母親の横に並べた。都からの使いが満月の日の翌日に来た。康琳は白蓮の遺志を継いで後宮入りする。
一方、雪夜叉の呪縛で氷付けにされた尾宿は馬車に乗っている康琳を見かけ、復讐心を燃やし、1週間後見せ物小屋に再び閉じ込められ、その後の1ヶ月後同じ青龍七星士の1人心宿に拾われた。
白蓮の形見である瑠璃色の毬をの彩賁帝とこに転がした。まりには謝謝という文字が書かれていた。白蓮のお礼が彩賁帝に届いた。彩賁帝に突き刺すような孤独感を感じ取り、彩賁帝への想いがやがて強くなっていくのであった。彩賁帝自身、後宮へ足を運ぶことがなく、再び顔を合わせたのは1年後だった。柳娟は、妹の生き写し兼朱雀七星士として生きていくことを失った妹と白蓮に心から誓った。
白蓮が6年前のあの日、向かってくる馬車から命を免れた少女。白蓮と天文が自分と妹と同様、双子のような兄妹仲だったと柳娟にとってちょっと複雑な心境。雪ヶ瀬に伝わる雪夜叉伝説復活、白蓮の後宮入りしたい理由を聞いて、白蓮を後宮入りさせようと一肌脱ぐ柳娟がたくましく見えた。白蓮を妹のようにかわいがってるし(^0^)
美朱が悩んでるとき、お姉さん的存在である柳宿(=柳娟)に相談するのもうなずける。
白蓮と天文兄妹の好きな人が同じだけど、白蓮は男女問わずなのに対し天文は康琳(柳娟であることを知らず)。天文がもし、康琳の正体を知ったら、どんな顔をするんだろう(^_^;)