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噂には聞いていたが、ホリデー(DT-02)は、モーターが露出している部分が少なく、約13mmしかない。しかも、モータープレートがギアボックスと一体で樹脂なので、モーターが過熱しやすいと思われる。
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なぜ、こんな意味不明な構造なのかと考えると、よく見ると、ギアボックスに使ってないビス穴があり、おそらく、バギーチャンプのように、モーターエンドにも樹脂製のカバーを付けて、子供や初心者が、過熱したモーターでやけどしないように、完全に覆ってしまおうかと設計されたんじゃないだろうか?
ところが、タミヤ社内のテストで、380モーターでさえ、それをやってしまうと過熱しすぎて、結局、カバーはなしになったような気がする・・。
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DT-02 アルミモーターヒートシンク
ホリデーにあまりお金をかけたくないが、こいつはしょうがないかなー。
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始めは高いなーと思っていたが、非常に凝った作りでなんか納得。モーターの通気孔を避けるようになっている。アルミの塊からどうやってこんな削り方ができるんだろうか?感心した。
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このヒートシンクのキモは、付属する約5mm厚のアルミプレートだ。こいつでモーターを左にオフセットし、ギアボックスからの露出部分を増やして、ヒートシンクの装着を可能としている。
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ヒートシンクの説明書では、モーターとアルミプレート間だが、ここで一工夫。紙のモータープレートをアルミプレートとギアボックスに変更して、ギアボックスに熱が伝わって溶けないようにする。あと、グリスを薄く塗って、防塵処理。
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モーターが左にオフセットして、ピニオンは、モーターシャフトに届かなくなるのでは?と思ったら、標準とは逆に付けるんだね。納得。
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装着完了。かっこいい。
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ちなみに、ヒートシンクは約18mmの厚みで、モーターの露出部分とほぼ同じ。ってことは、スポチュンや、G20みたいな540缶専用だね。
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あと、おまけで、ギアボックスのモーターを覆っている部分に、数箇所ドリルで穴を開けました。放熱もあるが、それより、砂の抜けが良くなるほうが狙い。