訪 問 だ よ り
●月●日
暑い中、クーラーもつけずに寝転がって・・・。
クーラーつけると寒、寒いと・・・。
介護者様が用意してくれた可愛いパジャマに着替える。
ヘルパー「可愛いですよ!似合ってます。」
本人様「可愛いって言われたって、今さら結婚できるわけ
でもないし。 クーラー消して電気代がもったいない」
介護者様と本人様との意見の違いから熱中症対策が十分に
いかされない いつも板挟みのヘルパー
御園 80歳代 女性
●月●日
活動を終えて帰ろうとすると、
『ちょっと・・・』と呼び留められた。
「何か御用ですか?」
『背中をみたら太ってきたね!』と
鋭い指摘・・・・・。
相南 90歳代 女性
平 和 な 世 界 を
昨年のノーベル平和賞はNGO「核廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が選ばれた。
世界で唯一の被爆国の日本からも核兵器被害の実態を訴える日本の被爆者の声を広く
世界に伝える役割も果たしてきたと。いろいろなニュース等を通じて見聞きした。
戦後、七三年たっても未だに、各地で紛争が起き、
核兵器廃絶の運動も広まったと言っても核兵器はなかなか減らせない状況。
この時期になると恒例のように戦時下で苦労した人々の話、
被爆者の体験をどのように継承し伝えていくか?‥・・。
戦争体験者が少なくなって、
戦争があったことも過去の物語のように「そんなことがあったのか?」と
他人事のように聞いてしまう。
今、戦争を知らないジジ・ババが子・孫に平和の尊さを
どのように伝えたらよいか?・・・・・。
アニメで映画化された「世界の片隅で」も日本各地で上映され続けていると聞く。
『はだしのゲン』「ちーちゃんのかげおくり」など何度読んでも涙が出てしまう。
話しの中に出てくるこんな悲惨な体験を未来の子ども達が二度と味わうことのない
平和な世界を目指して・・・・・。
戦争を知らないジジ・ババ、パパ・ママ世代は
平和について考え、語り継いでいけるように!
さて、二〇一八年のノーベル平和賞は?