見出し画像

Sliding Cafeマスターのブログ

マウスピース

 近頃は精神的にも本当に参ってしまう程の多忙なのですが、そんな中アイルリッヒさんに制作依頼していたオリジナルマウスピースが出来てきました。
 オリジナルと言っても、今回作ってもらったのは去年作ったオリジナル・モデルのコピーですが・・・。万が一紛失や破損した場合に備えて、同じものを持っておこうと思いまして。
ですが、やはり手作りだけあって、完璧に全く同じものは出来ないものです。最初出来上がったものを吹いた時、コピー元のマウスピースとは少し吹奏楽感、音色が違っていたので、微妙にまた削ったりしながら調整して、コピー元の感じに近づけていく作業をしました。
 最終調整で削る場合はほとんど削ったかどうかわからない程度なんですが、これが削る場所によって抵抗感が増したり、息の入り方が変わったりするのですねぇ。削ったら最後もう元には戻せないので、この調整にはとても神経を使います。
 そういった意味では、自分のオリジナル・マウスピースを作ってもらう場合は、自分なりのかなり明確な吹奏感、口当たり、音色のイメージを持っていないと失敗してしまいます。
 唇の形、息の入れ方、圧力等それぞれ人によって違う訳ですから、自分に合ったマウスピースというのも人によって違って当然な訳です。失敗するリスクもありますが、やはり自分だけのオリジナル・マウスピースを作るというのが理想かと思います。
 ちなみに僕の場合はリムサイズ大きめ(7C・・・細管としては大きい)、カップ容量も大きく、リムのエッジはかなり鋭角に立っていて、内側にえぐりを付けてます。おそらく人によっては、相当吹きにくく感じるかもしれません(実際、僕のマウスピースは大き過ぎてコントロールが難しいと言う人が多い)。ですが、僕にとっては、もうこれ以上のものは無い位最高にベストマッチしたマウスピースな訳です。

 マウスピースは楽器と体との接点になる訳ですから、楽器以上に自分とのマッチングに神経を使わないといけませんね。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「楽器・機材関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事