いつもは2〜3ヶ月に1度はシルバークリームで磨いていたのですが、今回は半年間磨かずに放置してしまいました。半年も磨かないでいると酸化被膜が大分厚くなって来て、角が取れたようなまろやかでダークな音色になり、それはそれでジャズらしい味わい深い音色ではあるのですが、金管楽器らしい輝かしい響き成分も少なくなり音鳴り自体も悪くなってしまいます。で、半年ぶりにシルバークリームで磨いたら楽器がブリブリと豪快に鳴るように鳴りました。音色も輪郭のハッキリした輝かしい音色が戻り、楽に楽器を鳴らせて良い感じです。ラッカー仕上げの楽器ではこのような変化を感じることは無いのですが、メッキ仕上げの楽器は酸化被膜による音色変化を楽しめます。ちなみに僕の697Zは元々はラッカー仕上げだった楽器を購入時にメッキ処理してもらいました。本体価格16万円の楽器ですが、メッキ代で40万円かかりました。更にDCTV処理(熱処理+振動処理)で5万円かかり、楽器本体価格の3倍近い金額を後処理に投資していますが、まぁ、そこは自分なりの楽器に対するこだわり、ということで・・・。これだけ後処理に投資しただけあり市販の楽器では絶対に出せない音色を得ることが出来ました。
銀メッキ磨きには大手楽器店でも推奨しているライツ シルバー・クリームがおすすめです。
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