左側の顔面神経麻痺を発症してから3年2か月経過し、現在は日常生活レベルではほとんど支障はありませんが、左顔面のつっぱり感は常にあります。そのつっぱり感は普段は気になるほどのレベルではないのですが、トロンボーン演奏時には相変わらず左顔面筋肉の萎縮があり、その筋萎縮が演奏にも影響します。高音演奏時には左目周辺筋肉の萎縮が激しく、目を閉じざるをえません。つまり、高音を出すためには唇周りの筋肉を収縮させるため、唇周りの筋肉に連動して左目周辺筋肉も反応してしまうのですね。この症状を「病的共同運動」と言いますが、顔面神経麻痺の後遺症としてもっとも多い症状です。唇周りの神経と目の周りの神経が混線してしまう症状です。この神経混線はかなり厄介で、完治するまで長い長い年月を要するようです。この病的共同運動さえ改善すれば、顔面神経麻痺も完治したと言えるのですが、まだまだ長い付き合いとなりそうです。
左顔面のこわばりと筋萎縮を少しでも改善しようと、これまでありとあらゆる顔面ケア器具をはじめ、フェイシャルエステ関連、美顔グッズなどを試してみました。おかげで、フェイシャルエステに関しては随分と詳しくなりましたよ。今でも常に顔面ケア、美顔器類をチェックしているのですが、最近試してみて最も効果が高いと思えた美顔グッズは「かっさ リフトプレート」です。
磁器製のプレートで顔筋に沿ってマッサージします。毎日寝る前にこのプレートでマッサージしていますが、マッサージを始めてから顔面のつっぱり感、筋萎縮が大分緩和されてきました。トロンボーン演奏時の左顔面筋の萎縮も軽減され、とても良い感じです。
顔面神経麻痺を発症すると半年~1年位の期間は、顔の片側の筋肉がほどんど動かず、筋繊維が細くなってしまうため、再び元の筋繊維の太さに回復するまでには、継続的な顔面運動とマッサージが欠かせません。
「かっさ リフトプレート」は顔面神経麻痺患者の回復期のリハビリ器具としてオススメです。
価格もお手ごろで良いです。
コジット カッサリフトプレート | |
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