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Sliding Cafeマスターのブログ

Buzz Master & Buzzard

楽器を吹く前のバズィング練習用として「Buzz Master」というバズィング練習器具を使うようにしてみました。これと似たような器具は以前から何種類か持っていて、時々使っていましたが、音色や吹奏感があまり心地良くなく、結局使わなくなってしまいました。Buzz Masterは前から気になっていたのですが、同様の器具は既に持っているし、特別必要な器具でもないと思っていたのですが、最近になって、やはりバズィング練習は重要なのではないか、という考えになり、Buzz Masterを買ってみました。

マウスピースを付けるとこんな感じ。


使ってみた印象としては、他の同様のバズィング練習器具に比べると、圧倒的に音色、吹奏感が良いです。音程感もよく分かるので非常に吹きやすいです。楽器と同じ程度の抵抗感になるように設計されているそうですが、音域によっては抵抗が弱く、息がすっぽ抜けて、バズィングしにくくなるので、ハンカチ、タオルなどの布で出口を覆って少し抵抗感を付けるようにすると吹きやすくなります。特に低音域は布で出口を覆って抵抗感を強めにした方が良いです。文章では説明しにくいのですが、実際には布だけで覆うのではなく、手の平にハンカチなどの布を広げて、その手の平でBuzz Masterの出口を覆うようにします。手の平で筒を作るようなイメージですね。そうすると手の平で作った筒の中でほど良い抵抗が付き、ペダルトーンまでしっかりバズィング出来るようになります。

Buzz Masterで10分くらいバズィング練習してから楽器を吹くと、楽器全体が豊かに響くようになります。ただし、闇雲にバズィング練習すれば良いという訳ではなく、Buzz Masterでも音に芯があり、音程感のハッキリわかるような音色を出すようにしてバズィング練習する事が重要です。Buzz Masterでの練習内容は、楽器で行う基礎練習(ロングトーン、リップスラー等)と同様の内容で良いですが、重要なのは、音程をしっかりイメージして行うことです。

残念ながらBuzz Masterは製造終了してしまい、現在は入手が困難なようですが、ワーバートンから「Buzzard」という同様の製品が出ています。


実はBuzz Masterもワーバートンが製造していたので、BuzzardとBuzz Masterはほぼ同じ製品といっても良いです。2つを吹き比べてみると、Buzz Masterの方が真鍮製なので、多少抵抗感が強くて吹きやすい印象はありますが、Buzzardはプラスティク製で軽量化されていたり、指でグリップしやすい形になっていたりと、いろいろ改良されています。携帯するにはBuzzardの方が軽くて良いです。

やっぱり、バズィング練習はとても重要だと思います。

Warburton(ワーバートン) THE BUZZARD(バザード) TB05 トロンボーン細管用
クリエーター情報なし
Warburton


Warburton(ワーバートン) THE BUZZARD(バザード) TB06 トロンボーン太管用
クリエーター情報なし
Warburton


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