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Sliding Cafeマスターのブログ

アーバン

先週の金曜日からバストロンボーンの練習を再開してからできるだけ毎日バストロを吹くようにしているのですが、バストロの練習メニューとしては、アーバン金管教本の練習がほとんどです。テナートロンボーン&ユーフォニアム用のアーバン教本を1オクターブ下げて練習します。1オクターブ下げて吹くとバストロのとても良いトレーニングメニューになります。最近はバストロ専門のエチュードもいろいろ出版されていますが、僕はアーバン金管教本1オクターブ下げバージョンで十分だと思います。

あと、このアーバン教本に取りかかる前に自分で考えたバストロ用ウォーミングアップメニューがあるのですが、これはなかなか効果的なトレーニングです。長い年月をかけていろいろと試行錯誤した末、ようやく見つけ出したウォーミングアップメニューなのですが、短時間で効率よくウォーミングアップ完了できるメニューだと自負できます。譜面に書くと本当に拍子抜けするくらい単純なことなのですが、これを毎日やるのとやらないのとでは後々雲泥の差となって表れてきます。ここで譜例を紹介しても良いのですが、譜面だけだといろいろと誤解、説明不足的にもなるので、僕に直接レッスンを受けた方のみこのウォーミングアップメニューを教えてあげます。

日常的にバストロも練習するようにすると、唇(バズィング)の振動効率が高くなるようで、テナーを吹いた時にも楽器が楽に鳴らせて柔軟性も増したような感覚になります。ブレスコントロールの点からもバストロを練習するというのはとても効果的なトレーニングになります。バストロでバストロらしい深く豊な低音が出せない人はまずブレス(息の量、スピード)コントロールに問題があると考えた方が良いです。普段はテナー吹きの人でもバストロも練習するようにするといろいろと良い効果がありますよ。

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コメント一覧

マスター
ぷー太郎さん

アンブッシャーを意識することも大切ですが、やはり息のコントロールが最も重要ですね。
ぷー太郎
>息のフォーカスを絞り、スピードコントロールする
判りやすい解説ありがとうございます!
やはり管楽器は「呼吸の芸術」なのですね
マスター
ぷー太郎さん

>「細く、速く、そして多く」
というのは、息のフォーカスを絞り、スピードコントロールするということになるので、考え方としては間違っていないと思いますよ。
ぷー太郎
バストロ
是非レッスンを受けて秘法の伝授を賜りたいものですが、なかなか都は遠いです・・・

テナーとバスの持ち替えは最初かなり戸惑いましたが、慣れてくるとテナーを練習するとバスが上達し、バスを練習するとテナーが上達するという好循環になってます。

バスもだいぶバスっぽくなって来たと思います。やはりブレスコントロールが一番の課題ですね。
私の場合、「太く、遅く」するより、「細く、速く、そして多く」を心がける方がかえって音が太くなるようです。
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