顔面麻痺からの回復が進み、トロンボーンを吹けるようになってから大分日数が経過しましたが、調子の方は芳しくなく、練習をしても全くしなくても調子が変わらない(良くならない)状況がずっと続いていました。健常時であれば、練習すればするほど音色が良くなく、演奏の安定度、精度も増すのですが、左顔面の筋機能が100%回復しておらず、顔面の左右のバランスが崩れている状態では、練習による技術向上効果はほとんど期待できません。
いくら練習に時間を費やしても演奏の調子が上がらない、上手くならないという状態はなかなか辛いものがありますが、数日前からようやく少しづつ練習による改善効果が実感できるようになりました。しかし、アンブシュアの形はまだ左右均等な奇麗な形にはならず少し歪んだ形ですし、口の左側からの息漏れも若干あります。高い音もハイCを出すのが精一杯で、しかも相当頑張って出している感じで、いかにもキツそうな音色です。
一応順調に回復は進んではいるものの、完全復帰まではまだまだ長い道のりです。
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