通っている獣医さんに相談して「注射ポンプで薬をあげたい」と
申し出たのだけれど
「あれも上手くあげないとね」といわれた。
駄目ってこと?くれないの?と聞くと
ポンプをくれることはくれるそうなのだが。
診察時間は夜7時まで。
あたいの仕事もそのくらい。
間に合わない。全然間に合わないぢゃん!
薬が苦いから嫌がるというのなら
人間の赤ちゃん用のゼリーで、お薬を混ぜてみたら?と
提案された。
薬局行ってみたけどピーチ味やらチョコレート味やら
猫に大丈夫?と不安になった。
悶々としながら仕事して、帰りに事務所の近くに
そういや動物病院があったやん!と思い立ち寄ってみる。
診察は終わってたみたいだけど、玄関で思いつめたおばちゃんが
「助けてビーム」発してたら、
そしてそんなんと目が合ったら、そら開けてくれるわな。
事情を話してポンプを売ってもらえないか頼む。
「いいですよ」と快諾。
「でもね、錠剤はやっぱ錠剤の形が一番効くの。
だからいづれは上達した方がいいよ」
言いながら獣医さんはポンプを出してくれた。
「ポンプもね、味によっては泡で吹いちゃうからね」
そうなんだ・・・と絶句。
何やっても頭を振って怖がって・・・と言うと
「人間用のゼリーあげるなら、これあげたら?」と
見せてくれたシロップ。
ベルギー産のペット版「お薬のめたよ」。
1500円弱。小さいビーカーもついてます。
「まずはシロップをなめさせて、それでイケそうだったら
これに混ぜて舐めさせてごらん」ということ。
「・・・舐めなかったら?」
「うーん、困ったね」
と言いながら、「ポンプはおまけにしとくよ」とくれた。
もうね、心の底から有難うございます!って言ったわ。
帰ってきたらカムイの状態は劇的に悪化していた。
ビックリした。
このタイミングは、もう絶対今日こそ飲ませろよお前っていう
神様の(正しくは獣医さんの)啓示だ。
シロップをなめさせる。
なめるけど「なんか口がヌタヌタする」と口をくちゃくちゃしてる。
これ、苦い薬なら泡に変わるんじゃね?
実際薬を混ぜて口の周りにちょいちょいってつけると
一口なめて「苦い!」となった。
じゃじゃん。ポンプがあるのですよカムイくん。
おたく本日逃げれませんから。
タオルを見ただけで逃げるカムイをつかまえて、
口に入れる。暴れるから口のまわりにも飛んだ。
でも半分飲んだ。
「おっ!これ良くない?」
全然!というカムイにもう一度、最後まで一気に流し込む。
飲んだ後で喉をなでて上を向かせる。
ハタと気付いたけど、カムイ暴れ過ぎてこの時すでに
お互い正面向いて(向き合って)抱き合う状態になっていた。
口からプクプクとシロップ色の泡が出る。
拭きながら抱っこしつつ片手でモンプチを探す。
ゆっくりだっこからおろして、
お皿にわざと音を立ててモンプチを入れる。
「ぬたぬたするー」とベロを極限まで出して訴える。
そのまま吐かれたらかなわん。
お皿からあたいがちょっと離れて、体をなでる。
抱っこされない限りは、こうすると安心して食べ始める。
食べた。
今日は一杯飲んでくれた。
良かった良かった。
明日の朝もこうだといいな。
神様有難う。有難う。有難う。
カムイをこんな病気にするなんて
酷い男ねこのロン毛野郎って恨みごと言ってごめん。
申し出たのだけれど
「あれも上手くあげないとね」といわれた。
駄目ってこと?くれないの?と聞くと
ポンプをくれることはくれるそうなのだが。
診察時間は夜7時まで。
あたいの仕事もそのくらい。
間に合わない。全然間に合わないぢゃん!
薬が苦いから嫌がるというのなら
人間の赤ちゃん用のゼリーで、お薬を混ぜてみたら?と
提案された。
薬局行ってみたけどピーチ味やらチョコレート味やら
猫に大丈夫?と不安になった。
悶々としながら仕事して、帰りに事務所の近くに
そういや動物病院があったやん!と思い立ち寄ってみる。
診察は終わってたみたいだけど、玄関で思いつめたおばちゃんが
「助けてビーム」発してたら、
そしてそんなんと目が合ったら、そら開けてくれるわな。
事情を話してポンプを売ってもらえないか頼む。
「いいですよ」と快諾。
「でもね、錠剤はやっぱ錠剤の形が一番効くの。
だからいづれは上達した方がいいよ」
言いながら獣医さんはポンプを出してくれた。
「ポンプもね、味によっては泡で吹いちゃうからね」
そうなんだ・・・と絶句。
何やっても頭を振って怖がって・・・と言うと
「人間用のゼリーあげるなら、これあげたら?」と
見せてくれたシロップ。
ベルギー産のペット版「お薬のめたよ」。
1500円弱。小さいビーカーもついてます。
「まずはシロップをなめさせて、それでイケそうだったら
これに混ぜて舐めさせてごらん」ということ。
「・・・舐めなかったら?」
「うーん、困ったね」
と言いながら、「ポンプはおまけにしとくよ」とくれた。
もうね、心の底から有難うございます!って言ったわ。
帰ってきたらカムイの状態は劇的に悪化していた。
ビックリした。
このタイミングは、もう絶対今日こそ飲ませろよお前っていう
神様の(正しくは獣医さんの)啓示だ。
シロップをなめさせる。
なめるけど「なんか口がヌタヌタする」と口をくちゃくちゃしてる。
これ、苦い薬なら泡に変わるんじゃね?
実際薬を混ぜて口の周りにちょいちょいってつけると
一口なめて「苦い!」となった。
じゃじゃん。ポンプがあるのですよカムイくん。
おたく本日逃げれませんから。
タオルを見ただけで逃げるカムイをつかまえて、
口に入れる。暴れるから口のまわりにも飛んだ。
でも半分飲んだ。
「おっ!これ良くない?」
全然!というカムイにもう一度、最後まで一気に流し込む。
飲んだ後で喉をなでて上を向かせる。
ハタと気付いたけど、カムイ暴れ過ぎてこの時すでに
お互い正面向いて(向き合って)抱き合う状態になっていた。
口からプクプクとシロップ色の泡が出る。
拭きながら抱っこしつつ片手でモンプチを探す。
ゆっくりだっこからおろして、
お皿にわざと音を立ててモンプチを入れる。
「ぬたぬたするー」とベロを極限まで出して訴える。
そのまま吐かれたらかなわん。
お皿からあたいがちょっと離れて、体をなでる。
抱っこされない限りは、こうすると安心して食べ始める。
食べた。
今日は一杯飲んでくれた。
良かった良かった。
明日の朝もこうだといいな。
神様有難う。有難う。有難う。
カムイをこんな病気にするなんて
酷い男ねこのロン毛野郎って恨みごと言ってごめん。