推し活の中で躁鬱病の病気持ちの方に出会うことがあった。はじめは知らなかったがどうやらそうらしい。
仕事では躁鬱病の方に出会ったことがなくて、初めて目撃したので、まみえてとても大変な病であることが分かった。
調子の良い躁状態のときは、人の10倍くらい生き急いでいて人生を楽しんでいる。行動量が凄い。そして、他人と繋がっていたい欲を感じる。
調子の悪いときはひたすらに死にたいらしく、人生のリセットボタンを今にも推しそうな具合となっている。興味深いのは鬱だからといって人と全く絡みたくないわけではなく、やはりどこかしら必要とされたい、他人と繋がっていたい欲を感じるところ。
周りの人はその落差に大変ビックリして何とかしてあげたいがテンションの差が激しすぎてどうしたら良いか分からないし、本人も鬱の時に躁状態の対人モードで相手からからまれたりしてポジティブな言葉が全然受け入れられず大変そうだ。
この世で生み出すもの、消費するもの、共に常人の倍以上ありそうで、本人の自意識としては本当に大変なのだろうとは思うのだけど、傍から見ていると人間というものの振り幅にびっくりさせられる。
果たして鬱状態から抜け出せるのか…というと、生き延びさえすれば躁鬱の人はずっと鬱ではいれないのでまた躁に戻るんだと思うのだけど、今現時点でオンゴーイングで発生している希死念慮と戦うのがとにかく大変そうだ。鬱状態の本人は戦いたいなんて思っていないからこそ余計に。
何もできないけれど、投薬で体内物質が落ち着いて、鬱から抜け出せるとよいね、と願うばかり。
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