『下町ロケット④ ヤタガラス』池井戸潤01(小学館2018/10/3)
社長の佃航平の閃きにより、
トランスミッションの開発に乗り出した佃製作所の挑戦はうまくいくのか?
ベンチャー企業のギアゴーストやライバル企業のダイダロスとの戦いの行方は?
帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは?
実家の危機に直面した番頭の殿村直弘のその後は?
大きな挫折を経験した者たちの熱き思いとプライドが大激突。
準天頂衛星「ヤタガラス」が導く壮大な物語の結末は?
シリーズ第4弾
・商売ってのは人がやるもんだ(略)
世の中には、理解できないことも思うようにならないこともあるさ。
でもね、それはそれで受け入れていくしかないんじゃないですか P11
・怒り狂うことができればそのほうが楽なのかもしれない P24
・必ずしも人格者出世するわけではない P71
・新たな何かを生みだすときに必要なのは非日常的な力 P128
・物事はただ努力すれば全て解決できるほど甘くはない P170
・強気は、内に秘められた危機感の裏返しではないか P227
・陰口を叩く者には叩かせておけばいい。
人間はその歴史の中で、様々な差別や偏見と戦ってきた。
だがそれは、決してなくなることはない。
人前でせいぜいあからさまにしないだけの社会性を多少学ぶ程度だ P274
・カネに縛られるほど、無様なことはない P322