平泉町役場の敷地内の藤棚は見事です。
平泉町に本籍地があって、役場にも謄本やら、なんやらで行くことがあります。
たまたま藤の花の時季で、ラッキーでした。
藤は、今はまだ咲いていません。
これは以前に撮った藤です。
結婚して最初の社宅が平泉の 字柳之御所〇〇〇番地でした。
結婚当初、夫は宿直勤務があって
私は一軒家で一人心細く過ごしたものです。
夫がいない夜に限って、金縛りにあいました。
私は酒盛り (宴会のようだった) の騒ぎの中にいるのです。
男の人たちの笑い声とか、話し声とか聞こえるのです。
それ以前も金縛りは、東京のアパートでも
実家にいてもありましたから、ここでもかと …
夫には「どこかで夜中に酒盛りしていて、うるさいのよ。」
とよく言ってました。
ここの庭を掘ったら、何か藤原時代の物が出るんじゃないの?
と話したものです。
でも定説では、800年前の柳之御所 (政庁) は
北上川の流れが変わって、川底だと言われていました。
それがバイパス工事のために、柳之御所を調査したら
遺跡があるということで、大騒ぎになりました。
バイパスのルートも変更になりました。
毎夜、政庁では酒盛りをして、かわらけ(1回切り、使い捨ての盃) を捨てていたそうです。
そのかわらけもいっぱい出土しました。
確認してきましたが、我が家の場所は、まさしくその遺跡の上だったようです。
その後、長男を出産してから金縛りはなくなりました。
不思議な体験でした。