三月ウサギの庭とハーブ

東北の小さな街に夫と二人暮らし。
ナチュラルガーデン作りを楽しんでいます。
ローズマリーがお出迎えの庭です。

平泉 柳之御所

2012年05月04日 | 日記

平泉町役場の敷地内の藤棚は見事です。 

 

平泉町に本籍地があって、役場にも謄本やら、なんやらで行くことがあります。

たまたま藤の花の時季で、ラッキーでした。

藤は、今はまだ咲いていません。 

これは以前に撮った藤です。

 

 

 

結婚して最初の社宅が平泉の 字柳之御所〇〇〇番地でした。

 

結婚当初、夫は宿直勤務があって

私は一軒家で一人心細く過ごしたものです。

 

夫がいない夜に限って、金縛りにあいました。

私は酒盛り (宴会のようだった) の騒ぎの中にいるのです。

男の人たちの笑い声とか、話し声とか聞こえるのです。

 

それ以前も金縛りは、東京のアパートでも

実家にいてもありましたから、ここでもかと …

 

夫には「どこかで夜中に酒盛りしていて、うるさいのよ。」

とよく言ってました。

 

ここの庭を掘ったら、何か藤原時代の物が出るんじゃないの?

と話したものです。

 

でも定説では、800年前の柳之御所 (政庁) は

北上川の流れが変わって、川底だと言われていました。

 

それがバイパス工事のために、柳之御所を調査したら

遺跡があるということで、大騒ぎになりました。

バイパスのルートも変更になりました。

 

毎夜、政庁では酒盛りをして、かわらけ(1回切り、使い捨ての盃) を捨てていたそうです。

 

そのかわらけもいっぱい出土しました。

 

確認してきましたが、我が家の場所は、まさしくその遺跡の上だったようです。

 

 

 その後、長男を出産してから金縛りはなくなりました。

 不思議な体験でした。