もう泣かない

何も持たず生まれてきた動物達
何も持たず神様の元に帰って行く動物達を
美しいと思っています


何も持っていないはずの動物達が
私達に見せてくれるのは
健気さや 押し付けない優しさや 無償の愛です


被災地に子供達に会いに行った方が仰っていました


生き残れたのが良かったのか どうかと言う大人に対して

イジメにあってきた 中学生は
もう二度と死にたいなんて思わないと言っていた


早く よその土地に行って働きたいと思っていた高校生は


この土地に残り生まれ育った場所の復興に携わる仕事がしたいと言っていた


みんなが励まし合い 力を寄せ合わせなければならない時に
ガソリンを盗んだり
お金を盗んだりする
大人達

しっかりしてくれ
と叫んでいた子もいた

子供達は みんな健気に頑張って生きている

そんなお話しを聞かせて頂きました


大切な物は お金や力なんかじゃないんだ
と 考えさせられた
お話しでした


何も持っていないはずの動物達や子供達も
本当は 私達大人が見失ってしまった一番大切にしなければならない物全てを持っ
ているような気がします


だから あんなに美しく感じ 愛しくてたまらないんだと思います


そして 動物達は私達に大切な全てを教え
自らは何も持たず 自由になる為に 神様のもとに帰って行くんですね


動物達に恥ずかしくない生き方をしなさい


先日 満開の桜の日に
神様のもとに帰って行った
仮称 山ちゃんが
私に教えてくれた 大切な事です


それが わかったのだから
もう泣かずに
今を信じ続けていこうと 思います



マリママ


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