ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

猫好きが羨ましい

2011-04-28 20:40:55 | *今日この頃報告*
4月25日はネェーネの お誕生日でした


そして カイトが神様の元に旅立った日です

カイトはヤマトとは違い 苦しむ事なく
幸せに旅立っていけたと思っています


だけど やっぱり カイトを思うと心が痛む事を思い出してしまうのです


一昨年10月 仕事中ヤマトを見つけた場所には 無責任な餌やりがいました

私が近づくと 数え切れない程の猫が一斉に逃げていきました

私は その時点でカイトにも気付いていたのです

でも その時 私にはヤマトを連れ帰るだけでいっぱいでした
逃げていくカイトまでは連れ帰る事はできませんでした


ヤマトを見つけた場所には 仕事ですから
どうしても月に一度は行かなくてはなりません


翌月 動けずにいたカイトを連れ帰り
餌やりを見つけ
餌をやるなら不妊手術を施し
全部の猫のお腹が満たされる量のフードを与えてくれと訴えました

そして また翌月12月 ヤマトの兄弟かと思われる白猫がうずくまっているのを
見てしまいました

限界でした
もう 私には猫を連れ帰る事はできませんでした
ブログにも書きました私はカイトまでで その場所の猫に線を引いたのです


あの時 白猫が線の中に入れる場所はありませんでした


辛かった ただ ごめんね 許してと言うだけしかできない
無力な自分が情けなくて 情けなくて
なんで 猫を保護するようになってしまったのか?猫の保護をしているはずなのに
、なんで猫を見捨てなければならないのか?
保護できる数の限界
医療費負担などの限界を把握しておかなければ
先に保護された子達はどうなってしまうのか?
共倒れするわけには
崩壊するわけには
いかないのです


白猫は次の月には 姿がありませんでした


猫を保護する現場は
聞くよりも想像するよりも
ずっと ずっと悲惨で



ヤマトがいたような場所は この国にいくつあるかわかりません

もっと酷い場所もあるでしょう


それでも 保護できず
置き去りにしなければならない時もあるのです


猫好きが羨ましいです

私も 普通の猫飼いで
猫が好きなだけで
辛い目にあっている
可哀想な猫が沢山いる事は知っていても
悲惨な現場を見た事がなければ

お腹の大きい猫を見ても
自分の家の飼い猫を想像して
その命を祝福できるのかもしれません


でも 私のように 猫を切り捨てなければならなかったり
保健所に持ち込まれた猫 全部を引き出す事が出来ず
殺処分されてしまう子の目を見てしまったり自分の限界を知っている者ならば


せっかく宿った命でも生まれてきてはいけないと
悲しいけれど 鬼のようだと思われてしまっても
素直に笑って祝福する事は出来ないのです



餌やりを止めたのか
不妊を施したのか
病気や事故で亡くなってしまったのかは
わかりませんが
ヤマトがいた場所にはもう成猫が三匹しかいなくなりました


私も 普通の 猫好きだったら 譲渡する側ではなく
譲渡される側だったら良かったのにと
苦しむ猫を見ると
いつも いつも思うのです

猫好きが羨ましいと
思うのです




マリママ


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