二見興玉神社（ふたみおきたまじんじゃ）

所在地
伊勢市二見町江575

ご祭神
猿田彦大神（さるたひこおおかみ）
宇迦御魂大神（うかのみたまおおかみ）

御利益
縁結び
夫婦円満
交通安全

公式サイト

有名な夫婦岩から太陽を拝む
二見興玉神社

この神社といえば、夫婦岩。
皆さんも、一回はポスターか何かで見たことあるのでは？


大きい方が男岩で、小さい方が女岩。夏至には、この2つの岩のちょうど真ん中から日の出が登るのだそうです。
境内には、太陽を迎え拝むための遥拝所があります。


また、この注連縄には鳥居としての意味があり、この先660mの海底には猿田彦大神とされる神石、興玉神石が沈んでいるとか。
太陽と興玉神石を拝むわけですね(^o^)

猿田彦大神の神使は、カエル。
手水舎にもカエルが！∑(゜Д゜)
珍しいですね～


さて、伊勢神宮に参拝する前に、
ここ二見興玉神社に参拝して、身を浄めることを浜参宮（はまさんぐう）といいます。


この神社のある立石浜は、常世（とこよ：この世とは違う別世界）からくる波が最初に届く場所と言われ、古くから伊勢神宮の禊場所なのだそうです。


伊勢神宮に参拝する前は、この二見興玉神社を参拝して身を浄めてみては？

猿田彦神社（さるたひこじんじゃ）

所在地
〒516-0026
三重県伊勢市宇治浦田２丁目１-１０

ご祭神
猿田彦大神（さるたひこおおかみ）

御利益
方位除
土地開発
交通安全など

公式サイト


天孫を地上に案内した道開きの神
猿田彦神社



猿田彦大神のエピソードといえば、やっぱり記紀にある天孫降臨でしょう。

天孫とは、天照大御神の孫のことで、邇邇芸命（ににぎのみこと）のことを指します。
この邇邇芸命が天照大御神の命で、地上に降りる際、天の八衢（あまのやちまた）…要するに、分かれ道で猿田彦大神が道案内をかってでます。で、無事に地上に送り届けた。

このエピソードから、猿田彦大神の御神徳は、方位除や交通安全なのです。

その後、猿田彦大神は伊勢に帰り、全国の開拓に勤しんだとか。
なので土地開発の御神徳もあります。

では、簡単に境内の様子を…
方除けを御利益にもつ神社は、八角形に縁があります。
例えばこれ…

干支で方位が示してあります。
境内のど真ん中にありますが、古殿地って事は、前はこの場所に社殿があったんでしょうね。何かの理由で少しずらした？

珍しいのが鳥居の柱も八角形。
この写真じゃ、わかんないかなf^_^;
ほら、柱。カクカクしてるのギリギリ見えないかな？


拝殿も何かカッコいい(^o^)


神額には、猿田彦大神と書いてある…


え？見えない？読めない？
「猿」という字に「口」が無いんだよ。変換じゃ出ないな…
こっちの石碑なら、よくわかるんじゃないかな？


猿田彦大神は、道開きの神様。
何か人生の岐路に立たされて、進むべき道に悩んだら、参拝してみてはいかがでしょうか？

ちなみに境内には、猿田彦大神の奥様であり、技芸の神として有名な天宇受売命(あめのうずめのみこと)が祀られた佐瑠女神社もあります。
こちらの神社の紹介は、次の機会に。