空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

攻略!京都十六社朱印めぐり その5

2014-08-12 22:58:21 | 【連載】神社ツアー体験談
4日目(2002年1月4日)の続き

第11番目の社:粟田神社

熊野若王子神社から距離にして2キロ弱。
なんと、道に迷うというトラブルが!!
Σ(゜д゜lll)
そりゃま、今みたいにスマホとかないし…
なんとか辿りつき、朱印を戴く。
景色が綺麗で、平安神宮が近くに見える。
ホントなら寄り道したいけど、もう寄り道は止めよう。f^_^;
時間は、13時半近い。残り3時間半で5社。
どこかで逆転しないと間に合わない・・・。~_~;

第12番目の社:市比賣神社

粟田神社を出て、七条周辺にある3つの神社を攻めることにした。
時間があれば歩きたかったけど、余裕が無いので電車で移動した。
しかし、ここで本日2つ目のハプニングが!
乗りかえる駅を間違えて、引き返したりしたのでタイムロス!!
到着すると、時計は14時をまわっていた。
すぐに朱印を戴けてよかった。そして次の目的地に急いだ。
残り時間は、3時間弱。あと4つ。急がなきゃ・・・

第13番目の社:豊国神社

到着したのが14時半。なんだか希望が見えてきた。
しかし油断は禁物。
ここは、見所が多いので、ちょっといろいろ見てまわった。
時計が15時近い。残り時間は2時間、あと3つだ。

第14番目の社:新熊野神社

到着が15時半。これなら行けそうだと思った。
しかし、社務所に人がいない。
「すいません、ごめんください」を繰り返しても、誰も出てこない。
せっかく来たのに、朱印がもらえない!?
今日、3つ目のトラブルにして、朱印めぐり最大のピンチだ。Σ(゜д゜lll)
何か方法は無いか?
考えて地図に記載されている電話番号に注目した。
そして携帯電話でその番号にかける。
ガラス一枚挟んだ、目の前で鳴る電話!
すると奥から人が♪( ´▽`)
こうして無事に朱印をもらえた。
残り1時間、あと2つ。
しかし、次の目的地は大移動しなければ・・・いけるのか!?

第15番目の社:六孫王神社

本来なら、3日目に訪れておくべき場所だった。
新熊野神社からは、バスで直接いけるはずだ。
しかし、新熊野神社と六孫王神社を結ぶ207番のバスは、行った後だった。
また、年始という事もあり、道が混んでいるのもあって、
バスが時刻どおりに来ない。
ようやく来たバスに乗って、京都駅まで出た。
そこからは駆け足だった。そりゃもう、必死だった。( ;´Д`)
辿りつけば、16時半近い。
急いでいたが、それでも賽銭は、ちゃんと供えて拝みました。
そして15個目の朱印を戴き、再び京都駅に向かって走った。
あと30分で藤森まで移動しないと!

第16番目の社:藤森神社

京都駅に着いて、すぐに電車に乗ることが出来た。
JR「藤森」に着くと、時計が16時50分だった。
もう、一刻の猶予も許されない。
ここまで来たんだ、目の前で社務所を閉められてたまるか!o(`ω´ )o
地図を頼りに行けば、間違う可能性もあるので、
藤森の駅員さんに場所を確認してから走った。
そして、無事に神社にすべり込みました。時計は16時55分だった。

やった、俺はついにやったぞ!やり遂げたぞ~!!( ´ ▽ ` )ノ
朱印を押していただき、 「16個集めたので、記念品を下さい。」と言った。
(記念品は、達成したその神社でもらえる。)
すると巫女さんに、「まだ300円もらってません。」と言われた。
朱印のことばかりで、お金払うの忘れてたよ。あはは。ごめん・・・。orz

↓これが達成した記念の品だ!!




こうして、僕の京都十六社朱印めぐりは終わった。
すると、雨が降ってきた。よかったなぁ、走ったりしてる時に降らなくて。
「これから家に帰るから」と家に電話した。
すると、「え?16個集めたの?」と、さすがに親は驚いていたようだ。
さっきまで、あれほど時間が過ぎるのが早く感じていたのに、
その時は、時の流れが遅く感じている。
そんだけ心のゆとりが、なかったんだな(ー ー;)

2002年、この朱印台帳は僕にどんな福をもたらしてくれただろう…
やっぱ、転職!
今から思えば、それだろうなぁ。
失業したのに、無事に職についたんだから。

次回は、京都十六社朱印めぐりのまとめだよo(^▽^)o