ほんの少しひんやりした風が吹いているようです
それでも部屋はぽかぽかで眠いです
お母さんの仕事っていうのがよくわからないけど 忙しそうなのはわかる
私の母は 私を寄せ付けなかったので何をしてるのかあまり見たことがなくて
彼女を見てると大変そうです
私がいちいちそれお母さんの仕事?って聞くと どうでしょうねってはぐらかす
それぞれの家庭によってやることが違いますからねだってさ
母はお料理はしてたのみたことある
多分洗濯だってしてる
きちんとしてたからお掃除もしてる
お茶の時間やお話の時間はなかった
私とはしないだけで兄とはあったかもしれない
彼女のように 独り言をいいながら働いたりはしてなかったな
彼女はおもしろい
買ってきたものの名前を言いながら冷蔵庫などにしまう
いちいち私の名前を呼びながら
今日は何々があるからあれにしましょうか これにしましょうかって 食べられそうかな やめとこうかとか
全部私の名前を呼びながら話しかけをしてくれる
それお母さんもやることなの?って
またもや さぁどうでしょうねって
でも私は居心地いい
声が出ない私に話しかけをして楽しいかはわからないけど 彼女の独り言は
私を安心させてくれる