3️⃣ サウンドプレートの製作
スピーカボックスの材料には、コンクリート型枠材であるコンパネ材を使用しました。この材料は、価格がリーズナブルなだけでなく、シナ合板やランバーコアよりも高密度でエンクロージャー材として優れているように思います。また、板の表面は綺麗なので、合板の木目を活かした塗装もできます。
板厚12mmのコンバネ材から、所定サイズの板を切出し、背面板以外を接着してエンクロージャーを作りました。背面板は、調整、メンテナンスのために、ネジ止めにして脱着できるようにしました。
水性オイルステインのマホガニーを塗った後、ツヤあり透明ニスを4回塗ってエンクロージャーを完成させました。ニス塗装前に比べるとピカピカになり、高級感が出ました。
塗装後、スピーカボックスのバッフル板には、スピーカユニットP650K、ツイータ、ダクト2本を、また背面板には、ケーブル端子を取り付けました。図3に、完成したTV用サウンドプレートの外観を示します。
図3 完成したサウンドプレート(上:表面、下:裏面)
〈続く〉