2011年4月14日。日本中のブルース&ロックンロール(ロック)ファンにとって、夢に見るだけで終わろうとしていたあのジョニーウィンターのステージが現実のものとなった日だ。幻ではなかったJohnny Winterのライブ。これはやっぱり大袈裟ではなく、日本ロック史上歴史的な出来事なのだ。あの生ジョニーのお姿を見れただけでも意味があり、立って演奏出来ない事などどうでもよく、レイザーのギターとファイアバードにフェイズシフターがかかった爆裂的なサウンドが得意のフレーズで奏でられれば、それだけでぶっ飛んでしまう。間違いなく最初で最後の日本公演になるだろう。満員のゼップ東京はその姿をひと目脳裏に焼き付けておきたい中高年のファンで埋まった。改めてジョニーのアルバムをコレクションしたくなったのは私だけではないだろう。ちなみに、使わせていただいた、老獪なジョニーの晩年のカットをありのまま撮られたドイツ在住のフォトジャーナリスト丸山礼司さんのホームページを紹介します。http://maruyamajp.exblog.jp/12682010/