to GUMBO from SOUND PARADISE 2020

Keep natural, always calmly.
No sound, no paradise.

四ツ谷BLUE HEAT再び。

2012-05-13 | Weblog
5/10は、3月に初めて体感したradatapを再びブルーヒートで味わった。
仕事が終わり次第駆けつけたが、1stステージの終わり近くになってしまい、
慌てて防音扉を開けるといつもよりもブースとの利いた坪井さんのゾクゾク
するフレーズが即耳に飛び込んできた!。曲はジョージアOMMの間奏中だった。
初めて見るテレキャスでの新鮮な坪井さんを横目にビールを注文しクール
ダウンしながらジョージアを拝聴した。

後半途中からゲストで来ていた女性ハーピストの菅家アキさんが参加した
あたりから盛り上がってきて、ファンキーなナンバーになると、アツコさん
は友達のお客さんをステージに引っ張り出し踊らせるのだ。
その素敵な女性も昔のディスコ通いを想像させてくれる決まったステップに
水を得た魚状態で1曲最後まで踊りきるのだった、途中煽りをいれつつ。
色っぽいというかセクシーな余韻を残しつつ次の曲に入りクールダウン。
今日のステージのメリハリに十分すぎるほど役立ってくれた踊りだ。


それにしても坪井さんの弾いたテレキャスは、塩次信二氏のサイン入りで
アツコさんのものだそうだ。ハンバッキングのピックアップから奏でられる
音は、フェンダーブルースJrアンプのしっかり、でもナチュラルなチューブ
のブーストを心地よく感じさせてくれて、そのテクニックと音のコントロール
の見事さに今日も脱帽だった。
脱帽と言えば、アツコさんの金髪は妙にはまっていて、俺的にはとても楽しめたなー。

「ローカルに根付く高付加価値パフォーマンス。」

2012-05-06 | Weblog
日吉コードスリーと聞いて相槌を打つ人は皆無だろう。そんなローカルな、でも洒落た10席足らずのバーにうなりたくなるパフォーマンスを奏でる面子が登場した。「radatap+吉川寛」、吉川寛を知る人はブルースロック界に詳しい人ならご存知の方も多いかもしれない。radatapも然りだ。今回は狭いバーでのギグだけに、ギター2本でのブルース、R&Bナンバーがずらり。ヴォーカルのアツコさんの独特な歌いまわしがオリジナリティ溢れ、強烈な2本のブルースギターと絶妙に絡む。坪井さんの335と吉川さんの乾いた、でもしっかりドライブのきいた野太いストラトサウンドにノックアウトされながらも、アツコさんの主役は私よとばかりに、二人に仕掛けるそのヴォーカルパフォーマンスには恐れ入った。スタンダードナンバーが多い中、あれほど自分流に歌いこなし個性的な存在感を発揮する女性ヴォーカリストを¥はあまり記憶に無い。こんな心技体揃ったアーティストが三人も、こんなと言っては失礼だが、ローカルなバーでパフォーマンスしてしまう。それもほぼのNoチャージで。個人的には2000円やそこらのチャージをとって欲しいくらいの濃い内容に脱帽だった。お客さんも見入っていたが、出来ることなら少なくとも50や100名の箱で演奏して頂きたい内容であった。機会があれば是非、「radatap、吉川寛」を検索チェックして足を運んでみては。とにかく心熱くなれるパフォーマンスが聴けます。