個人旅行

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泥湯温泉

2010-05-23 11:03:42 | 旅行
秋田県湯沢市の泥湯温泉は、好きな温泉のひとつです。
今は東京でも、もともとウチの先祖の一部は秋田県の出で、
横手、湯沢、西馬音内(にしもない)一帯は「親戚だらけ」。
それに稲庭も。

だからというわけでもないけれど、この温泉は昔からなじみが。

入浴・宿泊したのは一度だけですが、実に心の安らぐ、
よく温まる温泉らしい温泉と感じたのは、
硫化水素の臭いと無縁ではないでしょう。

卵の腐ったようなというと怒られそうですが、
高い山に入っていると、しばしばぶつかる「ここから先、立入禁止」
の立て札の周辺に漂っているかすかな臭いと同じなので、
危険地帯には近づかないのが常識と思っていました。

その意味では、先年の一家4人死亡事故は、起こるべくして起こった
といえなくもないのでしょう。

地元や旅行好きの常識と、一般人の感覚には相当の差があり、
まさか宿の駐車場のまわりで死ぬとは、当事者は思っていなかった
のでしょうね。

私は温泉地、とりわけ源泉のそばでは、絶対に道路から外れるようなことは
しません。

ともあれ、日本人の悪いクセは、危険だからと排除する傾向。
こんなことで素敵な温泉の名を消すなんて愚の骨頂です。

温泉と関係ありませんが、昔、同級生の妹を見てギャッとなったことが
ありました。
ウチの母の女学校入学時の写真と瓜二つ。

聞けば彼女の母親は稲庭出身だとのこと。
200年も遡れば、同じ先祖に帰着するのは確実でしょう。
秋田県南部の人は、東京で会ってもだいたいわかります。



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