いつものように骨董市に行ったら、また出くわした。
林竹治郎さんの年賀状である(昭和12年)。
明治4年に生まれ、昭和16年に亡くなった要するに絵描きさんなのだが、
北海道で美術教育(札幌一中等)に携わりつつ、地元の教会(日本基督教会北1条教会)の長老を長く務めた。
彼の名が今日まで輝いているのは、第1回文部省美術展に入選した「朝の祈り」(画像はネットで探して!)が、
多くのクリスチャンに感動を与えたからだろう。
その中の一人が佐波亘牧師で、彼の著作「植村正久とその時代」は明治大正期の宗教・社会文献として
燦然と輝いている。
私も出席したことのある「プロテスタント史研究会」が開かれていた、東京・富士見町教会がその主要舞台だ。
会を主宰された高橋昌郎教授はご健在なのだろうか。
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