調所広丈と言って、すぐに誰かわかる人は何人もいないだろう。
いるとすれば近代史の研究者くらいか。
札幌農学校の初代校長から、明治16年に札幌県令(知事)に就任。のちに男爵となった。
北海道の3県時代。
むしろオヤジさんの方が有名か。
調所広郷(笑左衛門)は薩摩藩の家老で、琉球との密貿易で荒稼ぎし、財政を立て直した。
ところが西郷や大久保と対立し抹殺される。
大河ドラマなどではひどい悪役(藩主筋を呪詛する)扱いだ。
この文書は公文書(伺いへの返答)なのだから、そこらへんにころがっているシロモノではない。
ではなぜここにあるかといえば、私がゴミの山から救い出したわけ。
たぶん今頃は製紙原料と化していたはず。
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