ウイークエンド版のスパッド13。今は値段が上がってしまったが、以前は本当にお買い得だったウィークエンドだ。ただし、デカールは1機分だけだった。今は、確か2機分入っている。値上げのエクスキューズ?。
レベルの1/28に、これとフォッカーDr1とキャメルが有った、をご幼少の頃苦労して作った記憶が有る。当時は縫い糸を張ってから濡らして乾かすとぴんと張るなどの秘策に溢れていた。裏を返せば、今のように便利素材に恵まれていなかっただけだと思う。身近に有る物を工夫して使うしか無かったのね。それでも、模型作りは楽しかったわけで、昨今の模型環境を複雑な思いで見てはいる。まー、便利重宝、手軽になった事は確か。
スパッド13、本当は初期型が欲しかったのだがあっという間に売り切れ。随分前になるが、たまたま、別の目的で行った模型屋(既に閉店)に売れ残っていたのが後期型。張り線が面倒な機体なので、買ったは良いが、内側支柱の縦XX張り線に妙案が無く、せっかく手に入れたのに長らく寝かせていた。この夏、DH2、これまた張り線お化けの機体、が作れるかなと引っ張り出し色々思案したが、やっぱり戻した後「XX張り線」はあのひどく伸びる張り線材料(ウイングナットで売っていたはず。元々鉄道模型の電線用)で行けそうだと閃き、日の目を見た。要は部品のうちに張るだけなのだが、良く伸びる張り線なので支柱が歪まないのだ。今回、支柱周りの張り線は全部これを使った。尚、飛行張り線等は黒テグス0.8号。私はこの段階で付けられる所は全部仕込んでいる。飛行張り線だが、実機はRAFワイアのように帯線のように見えるのだが、作れそうも無いのでパス。
スパッド自体は新し目の製品なので作り易いキットだった。支柱に補強の足は不要だたったし長さも問題無し。ただし、塗装色の指示は復元機を参考にしたようでピンと来なかった。ここは便利な世の中、ネットをさまよえば、おー、これこれというのが見つかり、参考に。やっぱり濃い茶はダークアースじゃなくてチョコレート色なんだよな。明るい茶はタミヤの甲板色、濃い緑はRLM70、明るい緑は調色した。
レベルの3羽カラスの取り合わせと
おー、懐かしい、これも模型の楽しみ。三つ子の魂なんとやら、は至言なのかもしれない。勿論、元祖よりエデュアルドの方がずーっと出来が良いし作り易い。しかし、やっぱり、ひどく肩凝ったぞ。