ハセガワのA8。飾り棚の整理をしていて、昔作ったタミヤのA8とドラゴン(多分トライマスター)のA4を久しぶりに見比べると、確かにタミヤは短足気味、ハセの方が似てるように見えた。うーん、A8もハセガワでやってみるか、ついでにカウリングのチェッカーだけ貼って有ったハセA5も成仏させてと、いつもの気まぐれで再開。
ハセガワスタンダードのキットだから組み易いのだが、バリエーション対応故、主翼のMG151/20のフェアリングの組み付けはちとやっかいだった。ただ、胴体と主翼の組み付けは大変良く、大抵のキットだと隙間段差が出来る、主翼付け根前縁の延長フェアリング部が意外に綺麗に収まったのには感心。
手持ちの塗料でさっと塗って、モットリングは吹きっぱなし、ちょっと大まかだったが、まーいいか。このところはまっている、ウエザリングをやってみたが暗い色だともう一工夫いるね。フォッケは、なんか、かちっとした雰囲気なのでカウリング部は半艶にしておいた。意味不明か。
マーキングは昔作りきれなくて放り出したエデュアルドのA8のデカールを使って、シルエットがちょっと変わるエルラハウベ付きのJG301の機体に。で、エデュアルドを信じて胴体の帯を塗ったら、赤と黄が逆、うめきながら塗り直した。更に、デカールを貼って見たらヤワなのか、マークソフター(弱)でしわしわになり、使えない。仕方が無いので国籍マークは、何時もの寄せ集めでなんとか貼り終えた、まったく。しかし、この頃のエデュアルドのデカールは鬼門だな。
色々「まーいいか」で流し、キャノピーマスクを剥がしたら、気を付けたつもりだったのに、内側にテープの糊が残っていた。まーいいかで走ったバチだ。ちょっと目立つので慎重にキャノピーを外し拭いて、戻すが綺麗には戻らない。やっぱり、「つもり」じゃこうなる。おまけに、ちょっとクラックも入ってしまったりで意気消沈。やはり、勢いだけでやっつけるのはいかんね。
機銃等は、ハセ純正真鍮製が買ってあったので有難く使った。ただ、胴体のMG用は小さくて扱い難いのでプラのまま。余談だが、こいつらは0.9mmの真鍮パイプにはめ込んでやると扱い易くなる。Bf109に使うつもり。胴体下のアンテナ類もファインモールドのPEが有ったので換えるかと思ったが、DFループとかIFFはハセのプラ部品で十分な出来でさすがにフジミだのタミヤとは世代が違う。
やっつけ仕事気味ではあったが出来るとフォッケウルフだ。タミヤよりこっちの方がらしく見えるのが判っただけでもめっけもん。これは、作り易い、良い模型だと思う。