10hpは自動車税の区切りだそうで、48も2台作ったくせに知らなかったなー。多分、小さい方はろくに組説読まないで作ってしまったに違いないが、今回は殊勝にも隅から隅まで読んだのでちょっと利口になったようだ。荷台の折りたたみの2席が便利そうな小型トラック。幌にまで塗った迷彩が、どれほどの効果が有ったのかは疑問だ。
何とも好みの姿なので35も作ってみたが縮尺による表現の違い、出来たときの印象の違いなど非常に面白かった。多分、重戦車から自転車までを結構な密度の模型にして並べるには1/35が適当な縮尺なのだろうなー、と改めて納得。
キットには運転者が付いているが、ちと疲れたのでパス。汚し、ウエザリングと言うと魔法のように聞こえる、も取り合えず飽きたので見送った。並べてみて気になればいつでも出来るしね。48は飛行機に引きずられて2台ともRAFになってしまったが、さすがにこれは陸軍用にした。
組説の塗装記事は判り難い上、例によってタミヤカラーの混合表記だけなのでキットはあっと言う間に組めるけど塗る段になって悩みまくりそうだ。この辺もう少しなんとかならないか。ざっくりが得意な私は、迷わずダークアースと黒(1943年仕様)で塗り分けたが、クレオスの22番生だとちょっと明るすぎかつ赤っぽくなるので少し黒とウッドブラウンを入れてハンブロー29番に似せてやった。いや、スピット用に調色してあったのを使っただけ。
尚、44年以降のオリーブドラブNo.15は結構緑が強いので空軍迷彩(戦後)のダークグリーンを少し濁らせてやればよさそうだ。
尚、丸めた幌は紙と余り物PEベルトに替えた。ベルトの端が垂れているだけでらしくなる。
何はともあれ、21世紀品質の模型なので息抜き、リハビリ、暇つぶしには一番のお勧めだしこの格好はなかなか良いと思う。
と気が付くと、どんどん装甲が薄くなってきている。もしかすると、模型の神様が飛行機の国に呼び戻しているのかもしれない。